シェヘラザード(日本の酒フェア その1)

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今回はハウステンボス・ホテルヨーロッパのメインバー「シェヘラザード」で行われている日本の美酒のフェア「日本の酒フェア」のご紹介です。
改訂版をアップします。最新更新日6月25日
※改訂版をアップしましたので、こちらをご覧ください。
それ以外のメニューについては「What's New」からご覧下さい。
日が落ちると気分を変えてメインバー「シェヘラザード」へ。この、伝説の美女の名を冠したバーは全27席のこじんまりとした空間を提供しています。ヨーロッパのアンティークに囲まれてカクテルを空けていると、いつのまにか、自室でくつろいでいるかのような錯覚におちいってしまいます。
【場所】ユトレヒト地区ホテルヨーロッパ内
    席数:43席
【営業時間】17:00~23:30(ラストオーダー)
【予約】対応なし。ただしアフタヌーンティーに関しては要予約(空いていれば予約なしでもOK)

夕方17時オープン。遅い時間帯は混雑することもありますが、夕刻(この時間はまず混まない)はゆったりと寛いで飲む事ができます。
カウンターでバーテンダーの方との会話を楽しみながらグラスを傾ける。。。
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ふっかふかのソファーに身をゆだね、歩きつかれた体を休め今日一日を思い返しながらグラスを交わし、今宵のショー・イベントを心待ちする。。。
食前酒として利用したり、食後酒をいただきながらイベントや花火開始までのひと時を過ごす。。。

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様々なフェアが楽しめるのもシェヘラザードの楽しみ。
フェアの場合、どれを選ぶか迷う所ですが、気軽にそれらの特徴をいろいろと聞いてチョイスする。その会話も楽しみのうち。
焼酎に日本酒、梅酒・・・と幅広いラインナップです。好みのものをじっくりと選んで楽しまれてはいかがでしょう。あわせて肴も用意されています。
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素敵な1日を思い返し、明日への期待をつなぐ。。日が変わるまでの安らぎの時を今宵もシェヘラザードで。

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焼酎のラインナップはその時々により異なります。レアものの焼酎などかなり入れ替わりが。
焼酎党の方はカウンター右端あたりに座られると目の前の棚に様々な焼酎を見ることができます。そこにあるものはいずれもいただけるものですから、メニューにないものも楽しみたい方にはお勧めです。

いろんな楽しみのあるシェヘラザード。ご自身にあった利用の仕方で満足な夜を過ごす事が出来る事でしょう。

下記は4月18日の記録をもとに改定したものです。



美味しいお酒のラインナップが焼酎とウィスキーのみとなっています。焼酎はその時々により下記のメニューにないものもあります。興味のある方はスタッフの方に尋ねられるとよろしいかと思います。
焼酎のラインナップが一部入れ替えになってます。
ウィスキーのラインナップがより充実しています。

吉翠亭の料理長が腕をふるった肴も素敵です。
自家製のからすみは自家製だからこそのお得な価格。長崎が誇る高級珍味のからすみをこの価格でいただけるところはなかなかないでしょう。奈良漬か?と見紛うほど分厚く切られたカラスミはねっとりとした食感で濃厚な味わい。添えられた鶴の形の大根との相性も抜群。
とんこつたれ焼きは吉翠亭でいただいて魅了されたもの。「とんこつ」といっても「豚骨」ではなく豚の骨ぎしの肉を骨から外してたれに漬けて焼いたもの(だと思います)で、やわらかく濃厚な味わいで美味。薄味好みの方には向きませんが、お勧めです。

価格は税込みで別途サービス料10%がかかります。


          日本のおいしいお酒リスト
芋焼酎
 「原料となるさつまいも独特の甘い香りと自然な甘みが特徴。原材料の芋や使用する麹によって味や香りが様々に変化。芋独特のにおいが苦手な方も少なくないが、昔ほどに芋くさい焼酎は減ってきているよう。」
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・月の中  宮崎県西都市        ¥630
 「家族4人の焼酎蔵で製造から瓶詰めに至るまですべた手作業で行い生産量が少ない入手困難な焼酎。原料にこだわり「昔からある焼酎本来のしっかりとした味」を意図した造りで、しっかりとした旨味があり、懐かしさを感じさせる通好みの、芋焼酎好きがうなる味。
 ラベルの手書き文字「今も、昔も焼酎は、西都岩倉、月の中(つきんなか)」が味わいがあり、造りへの想いが込められているようです。」
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・蔵の師魂               ¥630
  素焼きのかめ壺でじっくり貯蔵熟成させた本格芋焼酎。芳醇でまろやかな味わい。
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・萬膳                 ¥630
 「黒麹仕込み。かめ壷仕込み、生樽蒸留といった伝統の手法により丹念に造られることが知られ、プレミアム化しつつある焼酎。」
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・白天宝山 西酒造/鹿児島県日置郡   ¥630
 「白天宝山は、黄麹の富乃宝山、黒麹の吉兆宝山に対し白麹で醸された限定の焼酎」


芋焼酎 原酒
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天使の誘惑 さつまいも・米麹 40度 ¥1,260
  丹誠込めて造り上げた原酒をさらに最高な酒質へと誘うために樫樽と、シェリー樽に長期貯蔵した焼酎。こだわりの逸品。今までの酒質とは異り、チョコレート風味でその芳醇な香りは高級ブランデーを思わせるとか。ロックで飲むのが一番という人も。
 「厳選された原酒を樽に寝かせ、時を刻みました。琥珀色の液体「天使の誘惑」ならではの味わいの深さ・濃さ・立ち上がる香りは、宝山の名作です。」
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   ※上の写真は以前「森伊蔵飲み比べセット」でいただいた際のもので中央が銀滴。
○銀滴   王手門酒造合名会社/宮崎県南那珂郡  ¥1,260
  「銀滴 復刻版・原酒」40度。無濾過。「銀滴」という名前は、蒸留機から一滴一滴、落ちる様がまさに、銀の滴のごとく純粋で、造り手の魂がその一滴に打ちこめられている事を現しているのだとか。
 「黄金千貫を霧島山系の伏流水で仕込み、黄麹の独特の香りとまろやかさを強調した旨みの深い焼酎」
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・なかむら穣/鹿児島 中村酒造場        ¥1,260
 「37度 熟成芋焼酎の豊潤な香りと、自然の風味が醸した深い味わいが、はるかな酔心地を誘います。」
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  ※右の緑色のボトルが黒麹。左の青のボトルは黄麹
・流鶯黒麹                ¥1,260
  こちらは萬膳の加水されていない原酒です。今回のラインナップには萬膳と萬膳の初留(ハナタレ)である喚火萬膳、萬膳の原酒の3種が用意されており下記の飲み比べセットで飲み比べる楽しみがあります。

麦焼酎
 「主原料は殆どが大麦。口当たり軽く、麦の香ばしさや風味、コクがあります。最近はまろやかな熟成香が楽しめる樽貯蔵酒も人気。長崎の壱岐が麦焼酎発祥の地。」
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・佐藤麦 佐藤酒造/鹿児島         ¥630
 「平成19年7月に発売された佐藤酒造の麦。麦の素材感や、やわらかさ、素直な甘さが特徴。」
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・兼八   大分 四ツ谷酒造        ¥630
 「1919年創業以来、代々受け継がれてきた伝統の技で、麦本来の香りと味を最大限に引き出すよう努力し、既存の麦焼酎とは一線を画す香ばしい麦の香りと深みある味が楽しめる本格派麦焼酎。」
 「麦特有の香ばしさと繊細さを醸すため、国産はだか麦を100%使用。一度飲んだら忘れられない、麦チョコを思わせる豊かな香ばしさだとか。「香ばしさはダントツ。余韻が長く心地よい」という声も。」

米焼酎
 「主原料は米。製法により味や香りも異なり、すっきりしたものから濃厚な風味のものまで様々あり、味に奥行きがあるのが特徴とされています。」
○球磨焼酎 圓               ¥630
 「この圓は、精選された原酒を7年寝かせ貯蔵し、熟成させることにより生まれた円熟の超高級酒です。」
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・球磨焼酎 六調子             ¥630
 「常圧の貯蔵熟成酒らしい奥行きのある重厚な香り。まろやかながら蒸留酒らしい手応えのある味。六調子の原点とも言える焼酎

粕取り焼酎
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・八海山 粕取り焼酎「よろしく千萬あるべし」  ¥1,260
 「高品質な日本酒の製造過程で生まれる新鮮な清酒粕のみを原料に、ゆっくり時間をかけて減圧蒸留した贅沢な本格粕取り焼酎。3年以上の貯蔵により円熟したまろやかさと、日本酒特有の風味が一体化した、ふくよかな味わいが持ち味。」

焼酎飲み比べ
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  ※写真は魔王、伊佐美、白天宝山の芋焼酎三種(現在メニューにあるのは白天宝山のみ)を選択したもの。
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  ※写真は蔵の師魂、ぎんやんまに園(現在ぎんやんまはメニューにありません)を選択したもの。
お好み銘柄 選べる焼酎三種飲み比べ  ¥1,575
 上記の焼酎および原酒の中から好きなものを3つ選んで飲み比べ出来ます。


限定販売 スタッフお勧めWhisky
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○Suntory Prestige 25年       ¥2,835
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○Suntory Imperial          ¥2,835
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・シングルモルト宮城峡1988      ¥3,150
  ニッカウィスキー宮城峡蒸留所で1988年に蒸留した4タイプのモルトウィスキーから厳選し、バランスを重視して丁寧にバッティングしました。アルコール度数は宮城峡モルトの特長を引き出す50%で壜詰めし、華やかで深みのある香りと、甘くスムーズな味わいを表現しました。
 色合い : 澄みきった琥珀色。
 香り : 穏やかな膨らみのある樽熟成香。凛とした透明感をもった華やかな香りが煌めきます。湧き立つ蜜の香りは、まるで花畑の真中に佇むかのよう。カシスやベリーのフルーティな香りとシロップのような暖かさ。
 味わい : 広葉樹の豊かな森を潜り抜けた水のような清らかな甘さと、すっきりスムーズな味わい。穏やかな樽熟成由来のコクと、仄かにビターな味わいが優雅に調和。
 フィニッシュ : 舌を包む柔らかさと、すっきり穏やかに消えていくドライな切れ味。
・NIKKA 「シングルモルト余市1987」  ¥3,150
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・NIKKA 「シングルモルト余市1988」  ¥3,150
  余市醸造所20年貯蔵シングルモルト:ニッカウィスキー余市醸造所で1988年に蒸留した5タイプのモルトウィスキーから厳選し、バランスを重視して丁寧にバッティングしました。アルコール度数も樽出し度数に近い55%で壜詰めし、ボリュームのある香りと、深い味わいを実現しました。
 色あい : 赤みがかった深い琥珀色。
 香り : 陶然とさせる濃厚な蜜の甘さ。カシス、杏、プラムや洋梨を思わせる香ばしくもフルーティーな香り。ベースのピーティーなボディ感とともに、逞しく力強い香りが広がります。全体が豊かに調和して膨らむ印象。
 味わい : 樽熟成によるコクと、堂々としたピートのビター感が力強く感じられます。磯や海藻のニュアンスをまとった甘さが味わいに幅を与えます。
 フィニッシュ : 豊かなコクと甘さをともなった、ドライフルーツのようなビターな余韻が程よく続きます。

美酒とご一緒にどうぞ
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・松前漬け             ¥525
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自家製からすみ          ¥1,365
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とんこつたれ焼き         ¥735


その2へ続きます。
by mattarinonbe | 2009-04-23 19:07 | 迎賓館・ホテルヨーロッパ


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