シェヘラザード(日本の酒フェア その1)

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今回はハウステンボス・ホテルヨーロッパのメインバー「シェヘラザード」で行われている日本の美酒のフェア「日本の酒フェア」のご紹介です。
※改訂版をアップしましたので、こちらをご覧ください。
それ以外のメニューについては「What's New」からご覧下さい。
日が落ちると気分を変えてメインバー「シェヘラザード」へ。この、伝説の美女の名を冠したバーは全27席のこじんまりとした空間を提供しています。ヨーロッパのアンティークに囲まれてカクテルを空けていると、いつのまにか、自室でくつろいでいるかのような錯覚におちいってしまいます。
【場所】ユトレヒト地区ホテルヨーロッパ内
    席数:43席
【営業時間】17:00~23:30(ラストオーダー)
【予約】対応なし。ただしアフタヌーンティーに関しては要予約(空いていれば予約なしでもOK)

夕方17時オープン。遅い時間帯は混雑することもありますが、夕刻(この時間はまず混まない)はゆったりと寛いで飲む事ができます。
カウンターでバーテンダーの方との会話を楽しみながらグラスを傾ける。。。
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ふっかふかのソファーに身をゆだね、歩きつかれた体を休め今日一日を思い返しながらグラスを交わし、今宵のショー・イベントを心待ちする。。。
食前酒として利用したり、食後酒をいただきながらイベントや花火開始までのひと時を過ごす。。。

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様々なフェアが楽しめるのもシェヘラザードの楽しみ。
フェアの場合、どれを選ぶか迷う所ですが、気軽にそれらの特徴をいろいろと聞いてチョイスする。その会話も楽しみのうち。
焼酎に日本酒、梅酒・・・と幅広いラインナップです。好みのものをじっくりと選んで楽しまれてはいかがでしょう。あわせて肴も用意されています。
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素敵な1日を思い返し、明日への期待をつなぐ。。日が変わるまでの安らぎの時を今宵もシェヘラザードで。

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焼酎のラインナップはその時々により異なります。レアものの焼酎などかなり入れ替わりが。
焼酎党の方はカウンター右端あたりに座られると目の前の棚に様々な焼酎を見ることができます。そこにあるものはいずれもいただけるものですから、メニューにないものも楽しみたい方にはお勧めです。

いろんな楽しみのあるシェヘラザード。ご自身にあった利用の仕方で満足な夜を過ごす事が出来る事でしょう。

下記は1月2日の記録をもとに改定したものです。



なかなか素敵なラインナップです。飲み比べもとてもお得ですし、魔王や伊佐美をこの価格でいただけるところは通常ないでしょう。レアものの焼酎などは早期に売り切れ終了になる可能性がありますので、ご希望の方は早めのご利用がよろしいかと。
肴も3種用意されていますが、10日以降はラインナップが変更になる予定です。吉翠亭特製の肴5種が提供されるとか。楽しみです。

価格は税込みで別途サービス料10%がかかります。


          日本の酒を味わう
 「日本酒、焼酎など日本のお酒を多数取り揃えました。飲み比べセットや、日本料理「吉翠亭」より酒の肴もご用意。」
日本酒 純米吟醸
・〆張鶴               ¥1,260
・浦霞禅               ¥1,260
・東一「NERO」            ¥1,260

梅酒
・さつまの梅酒            ¥525
 「「魔王」の蔵元、白玉酒造の梅酒。厳選された梅果実をベースに独特の芳香と爽やかな酸味がバランス良い」
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・エビス福梅             ¥525
 「爽やかで軽やかな中にも深みを感じる味わい。20年以上も前に漬けた梅酒を絶妙のバランスにてブレンド(門外不出の配合)し完成したのが、「エビス福梅」。
 非常にマイルドでやさしい香り。喉越しも、いくらでも飲めてしまいそうなほど滑らかで、甘酸っぱくふくよかな心地良い余韻を残します。誰もがひと口飲めば、思わずエビス顔になる。そんな梅酒に仕上がっています。」


芋焼酎
 「原料となるさつまいも独特の甘い香りと自然な甘みが特徴。原材料の芋や使用する麹によって味や香りが様々に変化。芋独特のにおいが苦手な方も少なくないが、昔ほどに芋くさい焼酎は減ってきているよう。」
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・伊佐美  鹿児島県大口市       ¥630
 「言わずと知れた元祖、幻の焼酎。豊かな甘みが素晴らしい、材料の芋を厳選して、昔ながらの黒麹で仕込み木桶蒸留機で蒸留、後味に酸味が残る感じのドライな焼酎。」
 「伊佐美は、伊佐地方の芋焼酎。口当りが良く、甘みのあるまろやかな味わいで、非常に人気の高い芋焼酎。」
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・月の中  宮崎県西都市        ¥630
 「家族4人の焼酎蔵で製造から瓶詰めに至るまですべた手作業で行い生産量が少ない入手困難な焼酎。原料にこだわり「昔からある焼酎本来のしっかりとした味」を意図した造りで、しっかりとした旨味があり、懐かしさを感じさせる通好みの、芋焼酎好きがうなる味。
 ラベルの手書き文字「今も、昔も焼酎は、西都岩倉、月の中(つきんなか)」が味わいがあり、造りへの想いが込められているようです。」
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  ※写真は以前、吉兆宝山と飲み比べた時のもの。
・佐藤黒  佐藤酒造/鹿児島      ¥630
 「黒麹仕込みの独特の力強さとしっかりしたボディを表現し、黄金千貫の香ばしい香りとインパクトのある甘さを持っています。力強い香りと味わいに、丁寧な熟成による繊細で滑らかな舌触りをもたせ、重厚な飲みごたえを感じさせてくれます。」
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  ※写真は以前戎座でいただいた時のもの。
・川越  宮崎県国富町         ¥630
 「ご夫婦二人だけの小さな蔵。ご主人で杜氏の善博氏は研究熱心・製品造りへのこだわりぶりには定評があり、特に味や香りの決め手となる常圧蒸留機の圧力・温度の上げ下げには妥協を許さない。朝掘りの新鮮な甘藷「黄金千貫」をその日に処理しご夫婦2人で殆ど手作業で83の工程を丁寧に丹念に醸した甕仕込みの手作り焼酎。まろやかな口当たりで、98年に世に出て、焼酎マニアの間では、またたく間にその名前が知れ渡った。蔵のご主人は「生活できればいい」と手作り、こだわりの製法で生産量を増やさず常に品薄状態。」
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・萬膳                 ¥630
 「黒麹仕込み。かめ壷仕込み、生樽蒸留といった伝統の手法により丹念に造られることが知られ、プレミアム化しつつある焼酎。」
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・魔王  白玉酒造/鹿児島県肝属郡   ¥630
 「幻の焼酎」と呼ばれる。ソムリエ田崎真也氏のお気に入りという事で知られた。飲み飽きがこないスッキリとした味わいが特徴。天使を誘惑し、魔界へ最高の酒を調達する悪魔達によってもたらされた特別の酒として命名されました。熟成酒ならではの飲み飽きない穏やかな風味がグラス越に時の雄大さを感じさせます。華やかに香り立ち、豊かな余韻を残す酒。まさに名門の粋。今宵も受け継がれるロマンの一滴。」
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・宝山芋麹全量  西酒造/鹿児島県日置郡   ¥630
 「「一麹」と昔から酒造りで言われるように、酒造りの最初の出番は麹。麹にも芋を用い、芋だけで仕込み。芋が持つ、香ばしく上品な口当たりを存分に楽しめます。」
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・白天宝山 西酒造/鹿児島県日置郡   ¥630
 「白天宝山は、黄麹の富乃宝山、黒麹の吉兆宝山に対し白麹で醸された限定の焼酎」

芋焼酎 原酒
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天使の誘惑 さつまいも・米麹 40度 ¥1,260
  丹誠込めて造り上げた原酒をさらに最高な酒質へと誘うために樫樽と、シェリー樽に長期貯蔵した焼酎。こだわりの逸品。今までの酒質とは異り、チョコレート風味でその芳醇な香りは高級ブランデーを思わせるとか。ロックで飲むのが一番という人も。
 「厳選された原酒を樽に寝かせ、時を刻みました。琥珀色の液体「天使の誘惑」ならではの味わいの深さ・濃さ・立ち上がる香りは、宝山の名作です。」
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・なかむら穣/鹿児島 中村酒造場        ¥1,260
 「37度 熟成芋焼酎の豊潤な香りと、自然の風味が醸した深い味わいが、はるかな酔心地を誘います。」
・喚火萬膳                ¥1,260
 年に一度の出荷喚火萬膳は「火が火を呼び(友が友を呼ぶ)よろづの膳に集う」の意味だとか。萬膳(黒麹)・萬膳庵(黄麹)の初留取りで40度以上。蒸留の時間経過によって、垂れてくる焼酎を「初留(ハナタレ)」「本垂れ」「末垂れ」と呼び分け、あとにゆくほど蒸留水が多くなり、したがって度数が低下してきます。初留には、蒸留過程で生まれるものが含まれない代わり初留で得られるものが凝縮され、原酒には全蒸留過程で得られるものがすべて包まれる事になります。
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  ※右の緑色のボトルが黒麹。左の青のボトルは黄麹
・流鶯黒麹                ¥1,260
  こちらは萬膳の加水されていない原酒です。今回のラインナップには萬膳と萬膳の初留(ハナタレ)である喚火萬膳、萬膳の原酒の3種が用意されており下記の飲み比べセットで飲み比べる楽しみがあります。

麦焼酎
 「主原料は殆どが大麦。口当たり軽く、麦の香ばしさや風味、コクがあります。最近はまろやかな熟成香が楽しめる樽貯蔵酒も人気。長崎の壱岐が麦焼酎発祥の地。」
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・佐藤麦 佐藤酒造/鹿児島         ¥630
 「平成19年7月に発売された佐藤酒造の麦。麦の素材感や、やわらかさ、素直な甘さが特徴。」
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・兼八   大分 四ツ谷酒造        ¥630
 「1919年創業以来、代々受け継がれてきた伝統の技で、麦本来の香りと味を最大限に引き出すよう努力し、既存の麦焼酎とは一線を画す香ばしい麦の香りと深みある味が楽しめる本格派麦焼酎。」
 「麦特有の香ばしさと繊細さを醸すため、国産はだか麦を100%使用。一度飲んだら忘れられない、麦チョコを思わせる豊かな香ばしさだとか。「香ばしさはダントツ。余韻が長く心地よい」という声も。」

米焼酎
 「主原料は米。製法により味や香りも異なり、すっきりしたものから濃厚な風味のものまで様々あり、味に奥行きがあるのが特徴とされています。」
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・球磨焼酎 六調子 心月           ¥630
 「仕込み方法から昔の焼酎つくりを復刻させた「昔タイプ」の焼酎。古式をふまえた球磨焼酎の原点を語る一本。酸味とミネラルの香りの後に焼き芋のような甘い香りが感じられ、口あたりが良く穏やかな苦味と甘味で、余韻も長く感じられる1本」
・球磨焼酎 圓               ¥630
 「この圓は、精選された原酒を7年寝かせ貯蔵し、熟成させることにより生まれた円熟の超高級酒です。」

粕取り焼酎
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・八海山 粕取り焼酎「よろしく千萬あるべし」  ¥1,260
 「高品質な日本酒の製造過程で生まれる新鮮な清酒粕のみを原料に、ゆっくり時間をかけて減圧蒸留した贅沢な本格粕取り焼酎。3年以上の貯蔵により円熟したまろやかさと、日本酒特有の風味が一体化した、ふくよかな味わいが持ち味。」

焼酎飲み比べ
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  ※写真は魔王、伊佐美、白天宝山の芋焼酎三種を選択したもの。
お好み銘柄 選べる焼酎三種飲み比べ  ¥1,575
 上記の焼酎および原酒の中から好きなものを3つ選んで飲み比べ出来ます。


お勧めカクテル
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・桃子フィズ ¥1,260
  和リキュール桃子(日本酒ベースのすもものリキュール)にレモン、グレナデンシロップ(ザクロのシロップ)を使ったオリジナルカクテル。酸味がありすっきりと飲みやすいカクテルです。
・くこの実カクテル            ¥1,260

限定販売 スタッフお勧めWhisky
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・NIKKA 「シングルモルト余市1988」  ¥2,625
  余市醸造所20年貯蔵シングルモルト:ニッカウィスキー余市醸造所で1988年に蒸留した5タイプのモルトウィスキーから厳選し、バランスを重視して丁寧にバッティングしました。アルコール度数も樽出し度数に近い55%で壜詰めし、ボリュームのある香りと、深い味わいを実現しました。
 色あい : 赤みがかった深い琥珀色。
 香り : 陶然とさせる濃厚な蜜の甘さ。カシス、杏、プラムや洋梨を思わせる香ばしくもフルーティーな香り。ベースのピーティーなボディ感とともに、逞しく力強い香りが広がります。全体が豊かに調和して膨らむ印象。
 味わい : 樽熟成によるコクと、堂々としたピートのビター感が力強く感じられます。磯や海藻のニュアンスをまとった甘さが味わいに幅を与えます。
 フィニッシュ : 豊かなコクと甘さをともなった、ドライフルーツのようなビターな余韻が程よく続きます。

美酒とご一緒にどうぞ
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胡麻酢和え       ¥525
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鯛わた塩辛       ¥735
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・香の物五種盛り合わせ  ¥945


その2へ続きます。
by mattarinonbe | 2009-01-04 11:50 | 迎賓館・ホテルヨーロッパ


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