今回はホテルアムステルダムのブッフェレストランアクールヴェールのランチタイムメニューです。 改訂版をアップします。 ※改訂版をアップしましたので、こちらをご覧ください。 地元食材にこだわった九州食彩ダイニング アクールヴェールはフランス語で「心を開いて」という意味。朝食から昼食・夕食までブッフェスタイルの料理を楽しめます。 ブッフェというスタイルをとる以上、限界もあると思います。コースの一皿に心血を注ぐのと同じようにはいかないわけで、感動的な料理に出会いたければ、エリタージュ(残念ながら現在は貸切のようなケースのみの営業で一般には利用し難い状況のようです)やデ アドミラルあたりのコースがおすすめかとも思いますが、「食」は嗜好が分かれるところ。どんなに素晴らしい料理であっても、好みに合わなければそれまで。その意味では、数ある料理の中から好みに合うものだけを、好きなだけ食べることのできるブッフェスタイルの方がより満足感を得られる事もあると思います。 なにより料金的にもホテルレストランにおいてはお手頃感があります。 ブッフェの場合、全体にざわつく感じがあり、ゆったりと雰囲気も味わいながら食事を楽しみたい方にはデアドミラルやエクセルシオールあたりがお勧めかとも思いますが、反面小さな子供さんを連れて家族で食事をする場合は、(アドミラルやエクセルシオールでも十分可能ですが)こちらの方が雰囲気的にも、より気軽に楽しめるかもしれませんね。 明らかな子供向きメニューというのは、例えば全日空ホテルのアストラルのような感じでは用意されていませんが、味付けなど子供でも楽しめるように配慮されており、三世代で十分に楽しめる内容だと思います。 じげもん(地元)の旬の食材にこだわってのメニュー構成は、昨今の食に対する不安な出来事が続く中において、安心であり、低価格な飲食店においてよくみかける業務用食材の多用とは異なる姿勢であり、とても好感がもてるポイントです。 料理の内容は季節により、時期により異なります。 このところ「長崎じげもんと長崎郷土料理の旅」、「長崎 冬のうまかもん」、「長崎じげもん春菜市場」、「長崎じげもん夏の食祭」、「長崎じげもん 秋の収穫祭」、「長崎じげもん冬の食彩物語」そして前々回の「長崎じげもん春菜市場」と前回の「長崎じげもん夏の食菜祭」「じげもん」(長崎の方言で「地元のもの」の意味です)を基調としたテーマが繰り広げられ、なかなか好評でした。丁寧な仕事のホテルクオリティの料理の数々に「あっこれ美味しい♪」って声があちこちであがっていました。 地元の厳選した食材を用いた郷土色のある「和」の料理の数々に加え、「洋」のメニューとスウィーツなどなど。「和」と「洋」のバランスも良く、料理の質も味も素敵で、なかなかお勧めだったと思います。 ※だーむーさんのレポ ※catruiさんのレポ ※sayuriさんのレポ さて、そのようなアクールヴェールですが、9月1日から改装工事に入っていました。開業して16年となり調理器具なども更新する必要も生じてきてのリニューアルだったようですが、11月21日に素敵にリニューアルオープンしました。 アクールヴェールの入口はホテルバスを降り、ホテル入口や中庭へと向かう通路の途中に新しく設けられています。 入口を入ると円形のスペースがあり右手に受付、左手にレジがあります。 そこを抜けると直線的に見通しの利く開放感のある空間で、以前よりも広がりが感じられます。 「内装はピクニックガーデンをコンセプトに、柱の表面には木の素材を用いるなど森の中で様々な料理を楽しむ空間を演出」しているそうですが、カジュアルでありながらシックで落ち着いた感じの空間です。 ※写真は中央の2つのブッフェ台の間から入口方向を振り返ったところ。 突き当たりにブッフェ台が設置された区画があり、中央にブッフェ台が2つ。右手にメイン料理が、左手にデザート類が置かれています。 右手は今回のリニューアルの特徴の1つでもあるライブキッチンのコーナーとなっています。手前は以前にもあったステーキをその場で焼いて提供するもので、奥の方はIH調理器の上に保温された状態の料理が並び、その向こう側で新たに調理される様を楽しむ事が出来ます。 品数もかなり揃えてあり、特別に大食な方以外はまずは一通り見た後、選んで楽しまれた方が良さそうな気がします。全ての料理が好みに合うなんて事はないでしょうから、好みと思われるもの、美味しいと思うものを見つけて、それを中心に味わう事が満足感を大きくしてくれるように思います。 このブッフェ台が並ぶスペースの向こうが可動式の壁で区切られたアクールヴェールカフェ。 朝食時などはこの壁をオープンにし、より多くの人を受け入れ可能になっています。 九州食菜ダイニング 「地元の旬の食材を使ったブッフェ料理をご用意します。洋食料理はもちろん、和風・中華風のバラエティ豊かなメニューが揃います。料理の仕上げを目の前で行うコーナーもあり、見て楽しい食べて美味しい料理をお楽しみいただけます。 【料金】ランチ 大人 ¥2,900 ディナー 大人 ¥5,500 小学生 ¥1,500 小学生 ¥2,700 4歳~小学生未満 ¥900 4歳~小学生未満 ¥1,500 シニア(60歳以上)¥2,500 シニア(60歳以上)¥4,800 ※上記料金は税・サービス料込み ※12月19日~12月25日のディナーはクリスマス特別料金に。 ※現在一部店舗・一部メニューにおいてウェブ予約で10%オフのサービスが行われており、アクールヴェールのブッフェメニューも対象メニューとなっているようです。 ウェブ予約はこちらから。除外日もありますので、詳しくはリンク先オフィシャルサイトからご覧下さい。 以下は11月24日のディナータイムに記録してきたものです。 ブッフェの内容は時期により日により異なるかとも思いますので、参考としてご覧下さい。 ○印が11月23日のランチではみかけなかったものです。 23日のランチと共通している料理においては写真を23日に撮影したものを使っているものもあります。 「和」「洋」「中」の料理が並びなかなかのもの。 11月中はオープニングフェアとしてスペシャルメニューが用意されています。ディナータイムは「牛ロースのステーキ フォアグラ添え」 リニューアルオープンという事で力が入っており、なかなかのもの。 お勧めですので、機会がありましたら是非ご利用下さい。 ブッフェ内容(11月24日) 九州の食材を使ったローランChef'sコーナー 新総料理長ローランシェフの料理が3品登場しています。 ・沖縄産シークァーサー風味のサーモンとパスタ風こんにゃく 豆乳のソース 八女直送の湯葉添え ・大分産黒米と赤米のフルーティーなピラフ ・ローストした宮崎県産ズッキーニ、九州各県野菜の冷たいラタトゥユ風 ○佐賀産みつせ鶏と九州産野菜の棒々鶏 ○合鴨の冷製 宮崎産ユズ皮風味 ・大分で採れたカボス風味 鯨胡麻豆腐 ・長崎自然鶏の鶏皮と水菜、干菊の加減酢掛け ・諫早名物 鼻はじき ・長崎で水揚げされたハマチの刺身 ○自家製牛のたたき ○雲仙スーパーポーク豚バラ肉のペック・ド・ポー ○熊本で採れた茄子のマリネ ・九州各地で採れた野菜のサラダ ※ドレッシングはホテル特製マヨネーズ、柚子風味ドレッシング、フレンチドレッシング、胡麻風味ドレッシング ○九十九島産牡蠣のフライと平戸産椎茸の天婦羅 ○佐世保柚木産六白黒豚と黒ゴマ入り坦々麺 ・佐世保で水揚げされた鯖の竜田揚げ ○平戸椎茸の袱紗焼き ・長崎うまかぼたんの猪豆腐そぼろ餡掛け ・九十九島産牡蠣と九州各地で採れた根菜のリゾット ※23日ランチタイムはライブキッチンで提供されていたものです。 ○熊本で採れた大根のスープ ・長崎で獲れた猪入りアムステルダム特製猪汁 ○熊本産ホウレン草とモッツァレラチーズのピザ フィレンツェ風 ○有明名物 海老ご飯 ・鹿児島県産安納芋と長崎自然鶏の辛口黒カレー ○雲仙スーパーポークのバラ肉入りアクールヴェール特製甘口カレー ○九州彩り野菜のチーズフォンデュ ライブキッチン ○海老のマヨネーズ和え 長崎で採れた柑橘系のソースと共に ○長崎雲仙産鹿と季節野菜のXO醤炒め ○九十九島産牡蠣入り海鮮おこげ ○長崎で水揚げされた小イカのソテー プロヴァンス風 ○長崎県自然鶏のフリカッセ シードル風味 ○九州産国産牛ロースのステーキ フォアグラ添え ・長崎雲仙スーパーポークのステーキ ※ステーキソースはオニオンソースとガーリックソースの2種が用意されていました。 ・ゆずのパン バケット系生地にゆずを練りこみました ・プチ エピ チャパタ生地をいなほの形に焼き上げました ・フロマージュ エメンタールチーズを練りこんだパン ・ブリオッシュ バターを練りこんだリッチなパン ○エコセ 生クリームを贅沢に使いほのかな甘みのあるパン ・カスタードプリン ○木苺のムース ○江迎産黒豆のゼリー寄せ ・りんごとかりんのタルト ・長崎産豆腐のババロア カシス羊羹 ・洋ナシのクラフティー ・ホットチョコレートにオレンジ風味ブリオッシュのクルートを添えて ○濃厚ミルクのアイスクリーム ・いちごのシャーベット ・フルーツ各種 ・ラクベジ野菜ジュース ・冷茶 ・緑茶 ・珈琲 ・紅茶 メニュー(有料ドリンク) 以下の価格は税・サービス料込み ボジョレー・ヌーボー ・ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール/ルイ・ジャド リニューアルオープン期間限定特別価格¥750 「ルイ・ジャド社では毎年ヌーヴォーワインを特別に製造するのではなく、通常のボージョレ・ヴィラージュワインを醸造する中で特にフルーティーな仕上がりのキュヴェをプリムール(ヌーヴォーと同意語)として出荷しています。ルイ・ジャド社のプリムールワインはただ若々しさを楽しめるだけではなく、味わい深い本物のワインで果実味のみが特徴の一般的なヌーヴォーワインとは一線を画しています。」 ビール ・キリン一番搾り生ビール グラス(330ml)¥700 ジョッキ(480ml)¥950 ピッチャー(980ml)¥1,800 ・アサヒスーパードライ 小瓶(334ml)¥700 ・レーベンブロイ(ノンアルコールビール)小瓶(330ml)¥650 グラスワイン ・赤ワイン・白ワイン チリ ¥650 フランス ¥900 ・スパークリングワイン ¥800 ※その他ボトルワインはワインリストの用意があるようです。 日本酒 ・六十余州 180ml(純米) ¥1,100 焼酎 ・幻の露(芋) 鹿児島県指宿 ¥550 ・どぎゃん八代不知火(麦) 熊本県八代 ¥550 ・黒ごま黒胡宝(米・黒ごま) 熊本県八代 ¥550 ウィスキー ・ペンネヴィス(シングル) ¥650 ソフトドリンク ・ノンアルコールカクテル サラトガクーラー(ライム・ジンジャーエール) ¥800 ・温州みかんジュース ストレート100% ¥800 ・コーラ ¥550 ・ジンジャーエール ¥550
by mattarinonbe
| 2008-11-30 07:11
| ビネンスタッド
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