シェヘラザード(アフタヌーンティー)とちょっぴりアートガーデンのご紹介

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今回はホテルヨーロッパのメインバー・シェヘラザードの秋の恒例アフタヌーンティー(と、ちょっぴりアートガーデン)のご紹介です。最新更新日1月08日
※改訂版をアップしましたので、こちらをご覧ください。
日が落ちると気分を変えてメインバー「シェヘラザード」へ。この、伝説の美女の名を冠したバーは全27席のこじんまりとした空間を提供しています。ヨーロッパのアンティークに囲まれてカクテルを空けていると、いつのまにか、自室でくつろいでいるかのような錯覚におちいってしまいます。
【場所】ユトレヒト地区ホテルヨーロッパ内
    席数:43席
【営業時間】17:00~23:30(ラストオーダー)
【予約】対応なし。ただし下記アフタヌーンティーに関しては要予約(空いていれば予約なしでもOK)

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 この秋のハウステンボスの目玉は10月4日にリニューアルオープンしたアートガーデン。
親水性に富んだ広々とした空間に、様々な趣向が凝らされたガーデンが広がり、花や植物が好きな方、ガーデニングが好きな方には魅力いっぱい。特にそれらを好むというほどでない方でも気持ちよく散策を楽しめそうです。私が訪れた10月5日はあいにくの雨模様。加えてJRが踏み切り事故で遅れた事もあり、駆け足(といっても実際に走ったわけではありませんが・・)でまわった事もあり、写真も(光もアングルもいまいちで)十分にその魅力を捉えたものではありませんが、簡単にご紹介させていただこうと思います。いずれ姉妹ブログであらためてご紹介できればと思っているのですが。。
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 花の美と庭園の芸術的可能性を追求し、花の情報発信基地でもあるというアートガーデンは様々な構成要素からなっています。花の運河からドムトールンの方へとあちこち巡りながら(というのはたまたま私が5日に歩いたコースで、この順路で散策しないといけないわけではありません。蛇足でした。。)散策を楽しむと。。
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フォリー
 ヨーロッパの古典的な庭園装置で、ここでは高さ3mのつるバラに囲まれた8つの個性ある庭園です。このフォリーの中は、あなたの暮らしを楽しく、豊かにするさまざまなテーマで演出されています。8箇所のフォリーを巡って、是非あなたらしい植物との新しい関わり方を発見してください。

 フォリーは上記のように四角い囲いの中の小宇宙。つるバラなどはまだまだこれからですし、フォリーによって見頃は異なり「イングリッシュローズフォリー」(2008年冬にイングリッシュローズを植栽し2009年初夏に楽しめる予定)のように、まだまだこれからというところもありますが、現在でも十分に散策を楽しめるアートガーデンです。
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 フォリーはアートガーデン中に小島のように点在しますが、この日最初に私を出迎えてくれたのは「フラワーコレクションのフォリー」。現在はダリアが素敵に咲いています。
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ラビリンス
 春はチューリップ、初夏はバラ、秋はダリアという、ハウステンボスのシーズンを象徴する三大フラワーが咲き誇ります。水路と花にいざなわれ、複雑に入り組んだラビリンスに迷いこむと、たくさんの花々に囲まれます。さあじっくりと花を見比べてみてください。1種類の花でも、さまざまな色、形、姿があります。
 友達や家族と一緒に巡って、それぞれお気に入りの花を見つけたら、花の隙間から姿を現し、写真を撮りましょう。きっとここでしか撮れない素敵な一枚になります。

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 水路が複雑に流れ、綺麗な水と水音が気持ち良いラビリンス。花の香りや姿を愛でながらの散策は五感を素敵に刺激してくれる事でしょう。
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カスケードガーデン
 イタリアの伝統的な庭園要素の一つで、階段状の水の流れのことを指すカスケード。全長130mのカスケードはこのガーデンの象徴的存在です。初夏には両脇に植えられたバラが満開を迎え、水面を花びらで彩ります。バラに包まれる水辺の空間でゆったりとした時間をお過ごしいただけます。
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 このカスケードもとても印象的です。実際に行われる事があるのかはわかりませんが、「カスケードを使った結婚式。130mのランウェイを闊歩するファッションショー。芝生に寝転んで聞くコンサート。バラの香りと蝋燭の光に包まれる夕暮れのディナー。」など、利用者の希望に応じての展開も考慮されているようです。

 このカスケードの左右にもフォリーが点在しています。
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ポタジェのフォリー:ポタジェとはフランス語で野菜を装飾的に美しく組み合わせた菜園のこと。家族が食べる分の野菜やハーブに花。実際的かつ装飾的な家族手作りの暖かみのある菜園。ガーデニングのヒントもありそうです。
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 美味しそうな茄子も実っていました。
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エディブルフラワーフォリー:エディブルフラワーとは食べることができる花のこと。オードブルやサラダなどの料理や、ケーキやゼリーなどの洋菓子の彩りや香り付けに使われます。

 この他「ハーブのフォリー」「光と音と香りのフォリー」「ルドゥーテのバラのフォリー」といったものがあります。

カスケードの北側(運河と反対側)には小高い丘が設けてあります。
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ネイチャーガーデン
 池や小川のせせらぎが聞こえる大地の起伏を生かした風景や、水生植物が花咲くウォーターガーデン、明るい草原をイメージした野の風景によって構成された、風情を楽しむ自然の庭園です。いち早く早春に咲く花、そよ風にゆれるグラス、木々の木漏れ日の中で可憐に花をつける宿根草など、四季を感じる自然なよそおいを演出します。

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 ここもちょっとした散策が楽しめます。
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 丘からの眺めも。。
 また、芝の中にはベンチが置かれていましたから、(まだまだですが)芝の中でゆったり休む事も出来そうです。
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 ネイチャーガーデンとカスケードガーデンの間にはウォーターガーデンがあります。
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 カスケードガーデンのドムトールン側には2次元バーコードの庭が。写真左はアリーナ、この右手の方にストライプガーデン。
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ストライプガーデン
 5種124通りの植物の組み合わせを提案するガーデンです。色や系統、産出国によって分類されたバラ、季節で移り変わる宿根草、ワイルドフラワーなどが、複雑に組み合わされ、さまざまな花の美しさを提案する植物図鑑となっています。またバラのサインにあるQRコードを携帯電話で読み取れば、ページからそのバラを購入することができます。是非、お気に入りの1種を見つけて、ご自宅でもお楽しみください。
 ・ローズコレクションガーデン
 ・バラと宿根草の混植ボーダーガーデン
 ・チューリップとダリアの混植ボーダーガーデン
 ・グラスをテーマにしたボーダーガーデン
 ・ワイルドフラワーボーダーガーデン
 

 まだまだ誕生したばかりのアートガーデン。芝生も草木もしっかりと根付き本当の意味での見頃になるのはもっと先だと思いますが、その時々で違った顔・表情があるアートガーデン。訪れたその時が見頃とも言えるかもしれません。まァ、今のところ、それぞれの構成要素の一番の見頃の姿・時期がわからないって事でもあるのですが。。出来たばかりでこれからどのような姿を魅せてくれるのか楽しみです。

 場内ホテル宿泊時の朝の散歩の楽しみが増えました。
 もちろん日中の散策にも適しており、散策の合間には、ホテルラウンジなどでゆっくりティータイムを楽しむのもハウステンボスの大きな楽しみ。10月11月は上記のように恒例のアフタヌーンティーが今年も開催され、待ちかねた人々で盛況なスタートのようです。
 って事で、このブログとしては異例な感じで、予定に反してすっかりと前置きが長くなりましたが、ようやくアフタヌーンティーのご紹介です。
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アフタヌーンティー
英国文化の象徴として育まれてきたアフタヌーンティー。ホテルヨーロッパのアンティークな家具を配したくつろぎの空間の中、会話もはずむおしゃれな午後のティータイムをお過ごしください。
■料金:大人2,625円(別途サービス料10%)
   小学生1,890円
■日時:10月、11月の土・日・祝日(11月16日及び貸切日を除く)
    12時~16時(最終受付)
■予約:ハウステンボスホテルズ 0956(58)1111(代)

たまにはちょっぴり贅沢にアフタヌーンティー。良いものです。
サンドイッチ、スコーン、ケーキ等は好きなものを好きなだけいただく事ができますし、紅茶もポットで3杯分位ある上に、おかわりをお願いすることができます。数人で利用すれば、各自違った紅茶をオーダーする事で、いろいろと味わい比べることができておすすめです。
また、06年からおかわりは違う銘柄の紅茶をお願いする事ができるようになり、一人で利用した場合でも複数の紅茶を楽しむことができます。

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要予約ですが、空きがあれば飛込みでも利用できる可能性がありますが、予約された方が宜しいかと思います。

                          08年のレポ
びょりさんのレポ
catruiさんのレポ
sayuriさんのレポ

                          07年のレポ
まいさんのレポ
Marchさんのレポ

                          06年のレポ
みーさんのレポ
びよりさんのレポ
にょろさんのレポ
まいさんのレポ
せつこさんのレポ

                          05年のレポ
びよりさんのレポ
saki-academiaさんのレポ
せつこさんのレポ(リンク先より続けてレポが展開されています。)

                          04昨年のレポ
kumaさんのフォト集
てん&てんの妻さんレポート
  「2004/10/16~10/18」から入ってください。

以下は10月5日に記録してきたものです。



                      アフタヌーンティー
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・サンドイッチ
  スモークサーモンサンドイッチ
  ハムチーズサンドイッチ
  野菜サンドイッチ
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・スコーン&ショートブレッド
  プレーンタイプのスコーン
  メープルシュガー風味のスコーン
  ショートブレッド
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・ホテル特製ペストリー
  りんごのショーソン
  ヘーゼルナッツのケーキ
  バラのダックワーズ
  キャラメル・サレのガトー
  フランボワーズのタルトレット
  ティラミス
  西海みかんのジュレ
  抹茶風味の生チョコ
  パウンドケーキ

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・お好みの紅茶
  紅茶は下記ティーメニューから1つ選択。おかわり自由です。おかわりは違う銘柄でもOKです。
 ダージリン、アッサム、ウバの定番の3種に、人気のフレーバーティー・ダルマのラインナップにピエロ、ブラビッシモの新顔が加わった内容です。11月にはラインナップの変更が予定されています。
※11月に入り、フレーバーティーのダルマがイングリッシュキャラメルに変更になっています。
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○イングリッシュキャラメル
 「キャラメルの香ばしさとほろ苦さが甘さを引き立てる、少し大人のキャラメルティー。」

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・ダージリン
  2008年セカンドフラッシュ インド産
 「一年の内で香り・味共に充実し、しっかりとしたフレーバーを醸し出します。」

・アッサムC.T.Cタイプ
  2008年セカンドフラッシュ インド産
 「CTC製法により、力強いコクと甘い香りが生かされ深みのあるミルクティーに。」

・ヴィンテージ ウバ
  スリランカ産
 「爽快な渋みとメントール系のウバフレーバーが特徴で、絶妙なバランスの紅茶です。」
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○ピエロ
 「愉快なピエロをイメージした、フルーツと花びらがたっぷりの、賑やかな紅茶です。」
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○ブラビッシモ
 「色とりどりの花びらとたくさんのフルーツでブーケのような花束の香りのする緑茶ベースのお茶です。」

・ダルマ
 「インドの紅茶と果物をブレンド。ダルマに似たピンクペッパー入りの元気の出る紅茶です。」
by mattarinonbe | 2008-10-07 22:16 | 迎賓館・ホテルヨーロッパ


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