シェヘラザード(ハッピーアワー対象カクテルPart1)

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今回はホテルヨーロッパの「シェヘラザード」のハッピーアワーについてです。ハッピーアワーについてはこれまでにも別項でご紹介してきましたが、ハッピーアワー対象日に関して変更がありましたので、あらためてご紹介させていただきます。最新更新日09年5月1日
それ以外のメニューについては「What's New」からご覧下さい。
日が落ちると気分を変えてメインバー「シェヘラザード」へ。この、伝説の美女の名を冠したバーは全27席のこじんまりとした空間を提供しています。ヨーロッパのアンティークに囲まれてカクテルを空けていると、いつのまにか、自室でくつろいでいるかのような錯覚におちいってしまいます。
【場所】ユトレヒト地区ホテルヨーロッパ内
    席数:43席
【営業時間】17:00~23:30(ラストオーダー)
【予約】対応なし。ただしアフタヌーンティーに関しては要予約(空いていれば予約なしでもOK)【その他】車椅子利用可。喫煙席あり。

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上記写真はいずれもノンアルコールカクテルです。シェヘラザードは様々なシロップ類などが充実しており、ノンアルコールカクテルもじつに豊富なラインナップのものを創意・工夫を凝らして作っていただけます。「ノンアルコールカクテルってジュースじゃない。素敵なカクテル」です。
シェヘラザードはのんべの男性にもお勧めですが、重厚かつシックな内装やフッカフッカのソファなど本来女性好みの雰囲気だと思います。飲める人はもちろんですが、飲めない方・バーなどを利用したことのない方も是非一度利用してその魅力に触れていただきたいと思います。
ノンアルコールカクテルについてはフォトアルバムをご覧いただければと思います。

メニューにないカクテルもその方の好みに合わせて創ってくださったりします。カクテルの知識などなくとも、「アルコール控えめでさっぱりした感じのもの」とか、好みのフルーツ、味わいなどを伝えてカクテル・ノンアルコールカクテルをつくっていただく事ができます。

素敵なカクテル・ノンアルコールカクテルをお得に楽しめる企画が2つあります。レディースデーとハッピーアワーですが、ハッピーアワーに関しては1つ大きな変化がありましたので、それも含めあらためてご紹介したいと思います。

レディースデー
※女性の方は水曜日はレディースデーで、そちらの特典もあります。
 毎週水曜日20時以降、女性のお客様はカクテルを半額でお楽しみいただけます。
【提供時間】20:00~23:30

 ハッピーアワーとは別に女性は水曜日はハッピーアワー終了後の20時以降にレディースデー特典があり、全てのカクテルを半額でいただけるようです。


ハッピーアワーカクテル
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  カクテル(一部を除き)を500円(税・サービス料込み)にてお楽しみいただけます。
【提供時間】17:00~20:00(ラストオーダー)
  ※土・祝前日を除く

 「料理を楽しくそして美味しく味わうために食前酒を飲む習慣があります。
食前酒は胃に刺激を与え、胃の働きを活発化させ食欲増進を促します。」食事前にハッピーアワー!いかがでしょう。
 週末も含め毎日行なわれていたハッピーアワーに1つの大きな変化があった事に気が付きました。たぶん7月からでしょうか、「土・祝前日を除く」となっています。
 それ以外は以前と変わらず時間も17時~20時まで。ハッピーアワー中はカクテルが「一部を除き500円」になりお得になっています。
  ※現在は700円に改定されています。   09年5月1日付記。
 この「一部を除き」がわかり難い表現で、何がハッピーアワーの対象なのか、あらためて記載してみたいと思います。

ハッピーアワーの対象外となるのは、
1.フェアカクテルは対象外。
  ただし、例外があって、現在行なわれているアメリカンフェアでは5種類のカクテル、3種類のノンアルコールカクテルがフェアメニューにあります。これらは本来ハッピーアワーの対象外となるのですが、「マンハッタン」と「ニューヨーク」はグランドメニューにもあり、これまでにも提供されていたカクテルですので、ハッピーアワーの対象となっています。ちなみにグランドメニューとは価格が異なっていますが、アメリカンフェアの価格で提供されているようです。ちょっとお得です。
 ちなみに現在期間終了して提供されていない以前のフェアカクテルも材料が揃っているものであれば、お願いして作って頂くことが出来ますが、その場合はフェアカクテルであり、ハッピーアワーの対象外になります。
 拙稿「ハッピーアワー&オリジナルカクテルPart1」「オリジナルカクテルPart2」でご紹介している数々のカクテルはグランドメニューにある「シェヘラザード」以外はハッピーアワーの対象外になります。
 また注意して欲しいのは、アメリカンフェアでは上記のように3種のノンアルコールカクテルがメニューにありますが、これらは現在ハッピーアワー対象外です。ノンアルコールカクテルは基本的にメニューにないのですが、上記のように好みにあわせて「酸味が強いもの」とか「甘めのもの」とか好みのフルーツの味わいなどで作って頂くことが出来ますが、それらは「フローズン」以外はハッピーアワーの対象になりますので、ハッピーアワーが行なわれている時間はアメリカンフェアで提供されているもの以外のノンアルコールカクテルをオーダーされた方がお得です。
 アメリカンフェアは8月31日までですが、それ以降は「シャーリーテンプル」や「フロリダ」はスタンダードなノンアルコールカクテルですし、ハッピーアワーの対象となる可能性があります。
 その意味では今回のアメリカンフェアのカクテルでハッピーアワーの対象となっていないカクテル3種のうちオリジナル以外は期間終了後は対象となる可能性もあります(たぶんそうなると思うのですが・・・)が、そのあたりの事は不明確です。

2.シャンパン・ワインベースのカクテルは対象外。
 これについてははっきりとしています。シャンパンやワインベースのカクテルはそもそもの原価が高いので、ハッピーアワーの対象とするには無理があります。ハッピーアワーもスタート時は半額扱いでしたが、一律500円となると原価の高いカクテルを対象にするのは無理でしょう。特に一般のバーなどではシャンパンベースのカクテルもシャンパンではなく、スパークリングワインを用いている所が多いのですが、シェヘラザードではキチンとシャンパンを用いているますので、より原価は高いものになっています。

3.フローズンカクテルは対象外。
 アルコールが入っているもの、ノンアルコールのもの、ともにフローズンカクテルは現在ハッピーアワーの対象外になっています。

 上記3つの原則でハッピーアワーの対象となるか対象外であるかが決まってくるようです。
シェヘラザードでは特にカクテルの名前とかわからなくても、「アルコール控えめでさっぱりした味わいのもの」「甘口で飲みやすいカクテル」「バラの香りのさっぱりとしたノンアルコールカクテル」といった感じのオーダーで、出来るだけその方の好みにあうように考え・工夫してカクテル、ノンアルコールカクテルを創っていただくことができます。これらは特に希望がない限り、ハッピーアワーの対象となるように考えていただけるようです。


 ふだんホテルのバーを利用されない方も含め、ハッピーアワーでシェヘラザードの魅力に触れてみてください。素敵ですよ。
メニューにないノンアルコールカクテルも含め多くのカクテルがハッピーアワーの対象扱いになりますので、ハウステンボスを訪れられた際には是非シェヘラザードでゆったりとした時間をお過ごし下さい。
 夕涼みとして食前にカクテル、食後にイベントの開始時間を待ちながら涼しいホテル内でカクテルをいただきながらゆったりと過すひと時、ハウステンボスの熱い(暑い)夏を過ごすうえでイベント会場にもほど近いシェヘラザードはお勧めです。

ハウステンボスのバーの魅力を知ったならば、その後にはヴィノテーク、グランキャフェ、ムーンシャワー、ジャックポット、パロットと多様な世界・楽しみが待っています。

ただし、花火までの利用の場合、お会計は早めにしておきましょう。花火直前の時間だと会計が集中して、思わぬ時間がかかってしまい花火に間に合わない!なんて事がないようにご注意あれ。

シェヘラザード、アラビアンナイトの語り手の名前。ペルシャの王、シャハリヤールは女性を信じられず毎日新しい妻を迎えては、その夜に殺していた。そこに迎えられた大臣の娘シェヘラザード。彼女は賢い女性で、毎日面白い話を王に聞かせ続けた。話の続きをどうしても知りたい王は、シェヘラザードを殺さずに毎晩過ごしたとか。そうして千一夜にも続いた物語を聴くことで、かの暴君もシェヘラザードを愛し、シャリアール王は名君になったという。
千夜一夜物語の語り部・伝説の美女シェヘラザードの名を冠したホテルヨーロッパのメインバーは、幾夜もいつの夜も変わらぬ優しさで優雅に包み込むように、一日の余韻に浸らせてくれることでしょう。

以下に7月現在、メニューにあるカクテルでハッピーアワーの対象となるものをご紹介しておきます。



上記にあるように以下のカクテル以外でもお好みにあわせ作っていただくカクテルは上記原則に触れないものはハッピーアワーの対象カクテルとして楽しむ事ができます。

アメリカンフェアで提供されているカクテルのうちハッピーアワーの対象となるもの
 「アメリカを代表する、ビール、バーボン、ジン、ソフトドリンクなどとアメリカンスタイルの軽食をご用意しております。」
【提供期間】7月1日~8月31日
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  ※写真はドライマンハッタン
マンハッタン           ¥945(通常価格¥987)
  カナディアンウィスキー、スイートベルモット、アンゴスチュラビターズ、マラスキーノ・チェリー、レモン・ピール
  中口 32度
 「ニューヨークのハイソサエティが生んだカクテルの女王:カクテルの由来は諸説あるが、1876年アメリカ大統領を応援するパーティーで後の英国首相チャーチルの母が即興でオリジナル・カクテルを作ったのがマンハッタンクラブだったことから命名されたとの説が有力。カクテルの王様マティーニと並び称されるカクテルの女王。
 琥珀色のカクテルの中に沈むマラスキーノ・チェリーがマンハッタンの夕景・夜景を思わせ、あるいは妖艶な女性をもイメージさせるカクテルは、香り高く甘口で口当たりがよく女性にも好まれる。」
  マンハッタンのスイートベルモットをドライベルモットに代えたものが「ドライマンハッタン」。チェリーの代わりにオリーブを沈めた、マンハッタンの情景を映し出す男性向きの辛口カクテル。
 「マンハッタン」にはネイティブ・アメリカンの言葉で「酔っ払う」の意味もあり、32度とやや強めのカクテル。飲みすぎての「マンハッタン」にご注意。
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ニューヨーク           ¥945(通常価格¥1,050)
  ライウィスキー(又はバーボン)、ライムジュース、グレナデンシロップ、砂糖、オレンジピール
  中口 24度
 「フルーティーな甘さと酸味のバランスがいい:禁酒法時代にバーテンダーたちが苦労して作ったカクテル。ニューヨークの日の出を彷彿とさせる鮮やかな色彩とさっぱりとした甘口の味わいが人気のカクテル。摩天楼輝く都会の誘惑と、ドライさをこの1杯は表現している。いつの時代にも新鮮なニューヨークの夜に乾杯。」


グランドメニューで通常提供されているカクテルのうちハッピーアワー対象のもの
ジンベース
  自らのキリッとした風味を残しながらも他の素材の持ち味を生かすジンをベースにしたカクテルは数多く、名作と呼ばれるカクテルも数多い。
  ジンの主原料は昔から薬草などとして用いられてきたもので、その薬効の中には健胃効果もあるとされ、食前や食後に飲むカクテルにジンベースのものも多い。
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シェヘラザード(オリジナル) ¥945
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ギムレット            ¥945
  ドライジン、フレッシュライムジュース、コーディアルライム
  中口 30度
 「1890年イギリス海軍の軍医ギムレット卿により誕生し、ハードボイルド小説の大家レーモンド・チャンドラーが『長いお別れ』の中で主人公フィリップ・マーロウに「ギムレットには早すぎる」の名セリフを言わせて一躍有名になったカクテル。辛口でキレのあるドライな味わいは潮風を感じる男のカクテル。」
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ホワイト レディー        ¥945
  ドライジン、コアントロー、レモンジュース
  中口 29度
 「清楚で上品なイメージを身にまとった人気カクテル。ブランデー・ベースの有名なカクテルサイド・カーを、ジン・ベースに代えたもの。コアントロー(オレンジの香りとまろやかな甘さが特徴のリキュール)の上品な香りが漂い、レモンの酸味が全体を引き締める甘味と酸味、アルコール度数が上品にバランスのとれたカクテル。透き通るような白く美しい姿は純白のドレスをまとった繊細で高貴な貴婦人をイメージさせ、大切なひととの素敵なよるを演出してくれる。」
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  ※私向けにグレナデンシロップを少なめ、甘さ控えめになっており、本来の色よりもオレンジ色っぽくなっています。
ヨコハマ             ¥945
  ドライジン、ウォッカ、オレンジジュース、グレナデンシロップ、アニス酒
  甘口 21度
 「数少ない日本の地名をつけたカクテルの1つ:国際都市ヨコハマのイメージを託した、生粋の横浜生まれのインターナショナルな味わいのカクテル。鮮やかな赤色は“ライジング・サン”のイメージか。」
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ブルー ムーン          ¥945
  ドライジン、クレーム・ド・バイオレット、レモンジュース
  中口 23度
 「色の美しさでは、トップクラスのカクテル。ブルーというよりも淡いバイオレットで、妖艶でロマンティックな夜を演出するファンタジックなカクテル。実際には月が青く見えることはなかなか起こらない現象。その意味では、このブルー・ムーンは、特別でラッキーな日に二人で乾杯するのにふさわしいカクテルなのかもしれない。」
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ウェディング ベル        ¥945
  ドライジン、ポートワイン、チェリーブランデー、オレンジジュース
  甘口 22度
 「美しいカクテル。名前もロマンティックなら味もスウィート。女性に大変人気。プロポーズの言葉の代わりに、さりげなく彼女のために注文してみてはいかが?」というのはどこかのカクテルブックに書いてあった説明書き。シェヘラザードにはこの「ウェディングベル」に「ハネムーン」「オレンジブロッサム」「ホワイトレディ」「アレキサンダー」「ゴールデンドリーム」と挙式をあげた(あげる)カップルにふさわしいカクテルが用意されています。お好みのものをどうぞ。
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  ※写真はヴィノテークでいただいたもの。
シンガポール スリング      ¥945
  ドライジン、チェリーブランデー、レモンジュース、シュガーシロップ、ベネディクティンDOM、ソーダ、マラスキーノ・チェリー、スライスレモン
  中口 17度
 「文豪サマーセット・モームも愛したシンガポールの名門ホテル「ラッフルズ」で誕生したカクテル。遠い南国への憧れからか、またたく間に人気のカクテルになり、世界的に有名なカクテルになった。世界一とも言われる美しいシンガポールの夕焼けを透き通るような色彩美で見事に表現。キリッとした辛口のジンに、チェリーブランデーの香気、レモンの酸味がマッチした炭酸で爽快な喉越しのカクテル。」
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オレンジ ブロッサム       ¥945
  ドライジン、フレッシュオレンジジュース
  中口 27度
 「食前、食後のいずれにも向くさっぱりとした味わい:「オレンジ・ブロッサム」とは文字どおり、“オレンジの花”のこと。やがて果実を実らせるオレンジの花の香りで、大地の恵みが詰まったオレンジのジューシーさをストレートに味わえるカクテル。
 オレンジの花言葉は「純潔」で、結婚式に花嫁がウェディング・ドレスにオレンジの花をつける習慣もある。このカクテルも、ウェディング・パーティに振る舞われるアペリティフ(食前酒)として人気が高い。」

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  ※写真はグリーンアラスカ
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アラスカ             ¥945
  ドライジン、シャルトリューズ・イエロー(ジョーヌ)
  辛口 39度
 「アラスカの氷原を想わせるような涼しげな印象。ドライジンに香草の独特の香りと味が特徴のシャルトリューズ・イエローを合わせたシャープな味わいがアラスカのイメージにふさわしい。数あるカクテルの中でも、きわめてアルコール度数の高い大人のカクテル。」
  シャルトリューズをシャルトリューズ・グリーン(ヴェール)に代えると「グリーン・アラスカ」。ジョーヌ(イエロー)は40度、ヴェール(グリーン)は55度で、更に強いカクテルに。
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ジン ライム           ¥945
  ドライジン、ライムジュース、カットライム
  辛口 28度
 「シンプルでクリアな味わい:ジンとライム・ジュースだけを使った、オン・ザ・ロック・スタイルのポピュラーなカクテル。」
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ジン&トニック          ¥892
  ドライジン、トニックウォーター、カット・ライム
  中口 14度
 「爽やかなのど越しでロング・ドリンクスの人気№1:ジンとトニック・ウォーターのほんのりとした苦味とかすかな甘味が、多くの人に好まれてきた最もポピュラーなロング・ドリンクス。アペリティフとしてだけでなく、パーティ・ドリンクとしても愛飲されている初めてカクテルを飲む人にも安心のカクテルの1つ。」
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トム コリンズ          ¥892
  ドライジン、レモンジュース、シュガーシロップ、ソーダ、スライスレモン、マラスキーノ・チェリー
  中口 16度
 「誰にでも飲みやすいさっぱりした味わい:コリンズとは、酒にレモン・ジュースと糖分を加え、ソーダ水で割ったドリンクのこと。基本的にはフィズと同じだが、フィズよりも大ぶりのコリンズ・グラスを使うことで区別される。キリッとしたジンの口当たりと苦味に、レモンのほのかな酸味が際立ち、ソーダのはじける泡が心地よい。飲み飽きしないシャープな味わいで、ロングドリンクでは最も有名なカクテルの1つ。」
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ジン リッキー          ¥987
  ドライジン、フレッシュライムジュース、ソーダ、カットライム
  中口 14度
 「絞りたてのライムの風味とはじける炭酸の爽快さ。サワーやフィズと比べて最もさっぱりとした飲み心地で、暑い日やスポーツの後などに合う火照った体をしずめる爽快な喉越しが持ち味。トニックの甘さが気になる人、ジン・ライムでは甘いと思う方にはおすすめのドリンク。グラスの中のライムをマドラーで軽くつぶしながら飲むと、さらにフレーバーが香ってくる。」
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マティーニ            ¥987
  ドライジン、ドライベルモット、オレンジ・ビターズ、オリーブ、レモン・ピール
  辛口 35度
 「バーとカクテルを愛する人たちが必ず筆頭にあげる、カクテルの王様。チャーチルはじめ、世界中の著名人がこよなく愛し、マティーニの伝説も数多い。文豪ヘミングウェイの作品や数々の映画のワンシーンをドラマチックに演出してきた。ジンとベルモットというシンプルな組み合わせゆえ、かえって奥深いカクテルともいわれる。辛口で繊細な味わいの大人のカクテルが、世界中のバーで今宵も素敵な夜を演出しているだろう。」


ウォッカベース
  ウォッカのクセのない風味は、アレンジの幅も広く、ウォッカベースのカクテルも数多い。一口にウォッカと言っても世界各国で様々な主原料により作られており種類も多い。大きくわけると無色透明で無味無臭のレギュラー・タイプと香りづけされたフレーバード・タイプの2つに分類され、レギュラータイプのものはその特徴から、カクテルに欠かせない存在となっています。
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バラライカ            ¥892
  ウォッカ、コアントロー(ホワイトキュラソー)、レモンジュース
  中口(やや甘口) 26度
 「やさしく透き通った音色のような、クリアな味わい:バラライカ(ギターに似たロシアの民族弦楽器)の美しい音色が聞こえてくるようなさっぱりとキレのある飲み口の良いカクテル。クールな外見も魅力。このカクテルは、ブランデー・ベースの有名な「サイドカー」のウォッカ・バージョンで、コアントローとレモン・ジュースを使ったカクテルは香りとやさしい甘味に人気があり、この他にもベースをジンに代えると「ホワイト・レディ」、ラム・ベースならば「X.Y.Z.」と姉妹が多い。」
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ブルー マンデー         ¥892
  ウォッカ、ホワイトキュラソー、ブルーキュラソー
  中口 30度
 「憂鬱な気分を和らげてくれる一杯になるか:“憂鬱な月曜日”という意味。ブルー・キュラソーの空色が美しいカクテル。」
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雪国                ¥892
  ウォッカ、ホワイトキュラソー、ライムジュース、砂糖、グリーンチェリー
  中口(やや甘口) 30度
 「川端康成がノーベル文学賞を受賞した頃のカクテル大会の優勝作品で、日本的な美しさを表現したカクテルでもある。淡い白色のカクテルで、グラスの縁を飾るスノー・スタイルが雪の結晶を思わせる。グラスの中でグリーン・チェリーが揺らぎ、どこかわび・さびの世界も連想させる、故郷への想いが伝わる美しいカクテル。」
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  ※写真は「カクテルの駅」の大島ブラッディーメアリー
ブラッディー メアリー      ¥892
  ウォッカ、トマトジュース、レモンジュース、カットレモン、タバスコ、ウスターソース
  中口 12度
 「食前酒としてあまりに有名:世界中で飲まれているカクテルで、好みによって塩やコショウ、タバスコやウースター・ソースを数滴加えて自分の味に仕立て上げる人も多い。」
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ルシアン             ¥945
  ウォッカ、ドライジン、クレームドカカオ
  中口 32度
 「カカオのフレーバーが甘い時を演出する:「ロシア」を意味するこのカクテルは、ジンとウォッカをカカオの甘さで優しく包み口当たり抜群。グラスに口を近づけるとフワッと甘い香りに包まれ、飲み口も甘いので、ついついペースが速くなってしまう、女性にとって要注意のカクテルとして有名。」
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キッス オブ ファイアー      ¥945
  ウォッカ、ドライベルモット、スロージン、レモンジュース、砂糖
  中口(やや甘口) 25度
 「1953年日本のカクテル・コンクールでグランプリに輝いた作品。ジャズの巨匠ルイ・アームストロングの同名の曲にちなんだ印象に残るカクテル名と、スロー・ジンの情熱的な真紅のカラーで人気のカクテル。グラスの縁はグラニュー糖で飾ったスノー・スタイルで口当たりは甘酸っぱいが、ドライベルモットの薬草の風味とウォッカとの組み合わせで、情熱の炎を燃やす刺激的な味わい。」
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モスコ ミュール         ¥987
  ウォッカ、フレッシュライム、ジンジャーエール(又はジンジャービア)
  中口 12度
 「ハリウッドビジネスから生まれたカクテル:大量に仕入れたジンジャー・ビアを売りさばこうと考えていた男、自分の作っていた銅製マグ・カップを容器にと提案した女、そしてウォッカを宣伝したかったメーカー。その3者の思惑が、そのまま「モスコ・ミュール」という1杯のカクテルを生んだ。そして現在、このカクテルの人気は世界的に広まった。爽やかなライムの香りと喉越しのよさで人気。」
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スクリュー ドライバー      ¥1,155
  ウォッカ、オレンジジュース、スライスオレンジ
  中口 12度
 「オレンジジュースとウォッカのハーモニー:夏の暑い日、喉の乾きにぴったりの爽快な飲み飽きしないカクテル。カクテルを混ぜる道具がなかった事からねじ回し(スクリュードライバー)で混ぜた事から名付けられたアメリカの油田で誕生したカクテル。飲み口がよく、ついつい飲みすぎてしまうことからレディー・キラーとしても有名なカクテル。」
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ソルティー ドック        ¥1,155
  ウォッカ、グレープフルーツジュース、塩
  中口 13度
 「スタンダードの中でも古くから人気のあるカクテル:カクテルに初めて塩を使った画期的作品。スノー・スタイルの塩が口直しになり、グレープ・フルーツの苦味とともに暑い夏の日にぴったりのさわやかさを生む。添えられたカットグレープフルーツが犬のしっぽのように見えたことから名付けられたが、現在ではホテルバーなどではグレープフルーツを飾らない事が多い。」
 スノースタイルにしないものは「ブルドッグ」「グレイハウンド」と呼ばれている。

Part2に続きます。
by mattarinonbe | 2008-07-27 07:54 | 迎賓館・ホテルヨーロッパ


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