16歳の誕生日によせて
今日3月25日はハウステンボスのお誕生日。92年に産声を上げた新しい街、ハウステンボス。
16歳になった今、思春期にあって将来を模索中。
いろいろと困難もあるでしょうが、優秀な方々が揃って頑張っておられますので、きっと良い道を選び、進んでいってくださるものと期待しております。
ハウステンボスに期待するものは人それぞれでしょうが、私にとっては身近なリゾートタウン。
四季折々、季節感をもっとも楽しめる街がハウステンボス。
旬の味覚もハウステンボスの大きな楽しみ。
単に美味しいものであれば、ハウステンボスまで行かずとも、私が住む長崎市内にもいろんなお店があります。それらのお店に不義理しながらもハウステンボスまでせっせと通うのは、そこに変わらぬ美味しいものが、変わらぬ笑顔が待っていてくれるから。。。
変わらないでいてくれるからこそ、安心して訪れ、寛ぎ、自らを弛緩させ解放させ、リゾートする事ができるのです。
新しい魅力も大切ですが、それらはスパイスのようなもの。
リゾートで大切なのは「変わらないでいてくれること」。
まったく不変でいる事は出来ないのでしょうが、必要なものはキチンと受け継ぎ、変わらないハウステンボスマインドで迎えて欲しい。。
のんびり寛いで過ごせるのは、私の好みなどを知っていてくれる人がそこにいるから。。
そこに何があるか知っているから。。
そこに変わらぬ美味しさと変わらぬ真心が待っていてくれるから。。
また、ハウステンボスに入れ込むのは、そこに感動があるから。。
スタッフの方々のあたたかな笑顔、言葉、仕草。。。必ずしも都会的なおもてなしではない部分もあるかもしれませんが、より真心が感じられるから。。
じげもん食材を、自ら足を運んで、良い食材を探し集めてくださる方がいてくださるから。。
食に関して不安なニュースが多い昨今。この姿勢は、ハウステンボスのホテルズにおいては今後も変わらぬものであって欲しいと思います。
新しい風が吹いてきたようですが、たとえ今が困難であっても、ハウステンボスのこれまでの「全て」が問題あったわけではない事を再度思い起こして下さい。
創業理念は時代を先取りしすぎた??感もありますし、一企業が中心となって行なえるものではなかったのかもしれません。時代に恵まれなかったのかもしれません。
でもその理念は多くの人々を今でも感動させるだけのものがあります。
「理念」だけでなく、良きもの、受け継ぐべきものは沢山あると思います。
新しい風がそれらを吹き飛ばしてしまいませんように。。。
外来種と在来種がうまく折り合い、素敵なモザイク模様となって新たな魅力を花咲かせてくれますように。。。
新しい試みがなされている今、誕生日を迎えたこの日にあたって、残すべき、受け継ぐべき素晴らしいものが沢山あることを思い出していただきたいと願っております。
お誕生日おめでとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
これからも素敵な笑顔に出会え、素晴らしい味に再会出来ますように。。。