シェヘラザード(ウィスキーPart2)

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字数制限の為3つに分けてアップします。

以下に続きを記載します。
ジャパニーズウィスキー
日本の主だったウイスキーは事実の点でも香味の点でも、その祖先をまちがいなくスコットランドにもつ。日本でのウイスキー製造技術はその後、日本人の繊細な味覚を基準に急速に発展してきた。日本のウイスキーは、原料、蒸溜方法の面から見て、スコッチと同じタイプ。しかし製造技術の工夫、そして日本ならではの良質の水や気候風土の違いから、ジャパニーズウイスキーの品質が確立され、世界に認められている。」

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  ※写真は10年11月3日にいただいたもので、ちょっとした記念に選んでいただいたもの。
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 左は「サントリー・ザ・ウィスキー」で、右はニッカ「余市1988」。並べてみると造りの違いが見えるようで興味深いです。詳しい話(のんべが怪しい理解とうろ覚えで記載すると不正確になりそうで、ここではあえて書きませんので)はカウンターでお聞きになると面白いかと。

 メニュー表示されている下記以外のものがいただける事もあります。例えば・・・
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  ※写真はニッカウィスキー シングルモルト余市1988  ¥3,450
 「20年という時が生んだ味わいを、自分の20年と重ね合わせ愉しむ―
 毎年ウィスキーファンからご好評をいただいている樽詰め年度を記した限定販売のウィスキー、いわゆる”ヴィンテージモルト”。ウィスキーづくりの理想郷、北海道余市蒸留所。その冷涼湿潤な気候と世界でも稀な石炭直火蒸留が生む、香り豊かで力強い味わいの余市モルト。長期熟成で香りがさらに深まり、力強さは残しつつも濃厚で滑らかな味わいへと変わります。その余市モルトの中でも1988年に蒸留・樽詰めされた長期熟成モルトだけを使用。”20年もの”のプレミアムなおいしさが、至福の時を彩ることでしょう。」
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・シングルモルト宮城峡1988         ¥3,450
 「森の精気を吸い込んだような、華やかな香りとまろやかさ。力強さが特徴の余市モルトとはまた違った味わいの宮城峡モルト。樽詰め年度を記した”ヴィンテージモルト”シングルモルト宮城峡1988は豊かな自然と清冽な水、冷涼で湿潤な気候に恵まれたニッカウィスキー宮城峡蒸留所で、1988年に蒸留・樽詰めされた長期熟成モルトだけを使用。さまざまな熟成条件によって樽の数だけ個性があるといわれる原酒を選別し、つくりあげられた特別なシングルモルトです。プレミアムな”20年もの”宮城峡モルトの粋を集めた珠玉の逸品」

以下は7月13日に記録したグランドメニューにあるもの。



ニッカウィスキー シングルモルト 余市
  「北海道の余市で蒸留から熟成を行う。重厚でコクのある味わい。」
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  ※写真はシングルモルト 余市20年
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  ※写真はかつて「余市フェア」で10年、12年、15年の3種飲み比べをした際のもの。
・シングルモルト 余市10年         ¥1,380
  「創業当時から続く石炭直火蒸溜で丹念に蒸溜したモルトウイスキーを、冷涼な余市の貯蔵庫で10年以上熟成した芳醇な味と香り。豊かな樽熟成香とピート香が感じられ、水で割ると果実を思わせる華やかな香りが現れます。北海道余市蒸溜所モルトならではの滑らかな飲み口で、豊かな味わいが長く持続します。」

サントリーウィスキー シングルモルト山崎
 サントリーの創業者がウィスキー造りの理想郷を求めてたどり着いたのが京都南西の山崎。かつて秀吉と明智光秀が天下をかけて争った舞台。山に囲まれ、濃い霧がたちこめ易い温暖かつ湿潤な樽貯蔵に適した自然環境の中、木樽の中で眠るウィスキーはゆっくりと熟成していく。
 山崎は水生野(みなせの)と万葉の昔から詠まれた名水の里。利休も惚れ、秀吉の為に「待庵」を築きこの名水で茶を点てたという。竹林の地下に湧く伏流水、名水百選のひとつ「龍宮の水」が山崎の仕込み水。
 山崎のボトルの堂々たる筆文字の「崎」の字の旁(右半分)は「寿」の文字に書かれており、サントリーの前身である「寿屋」から受け継がれる熱き想いとジャパニーズシングルモルトの門出を祝う気持ちが込められているとか。価値観が多様化する時代には個性の強いシングルモルトが好まれるとの想いから誕生した日本初のピュアモルトウィスキー「山崎」。日本的な風土からスコッチを凌駕するウィスキーを!との想いから生まれた山崎は、国際的な酒類コンテストで”ノーブル”と高い評価を獲得。千年の古都の風土と匠の技が磨き上げた雅な香味。甘く華やかな花や果実を想わせるエステリーな香りの花束がグラスをしっとりと潤す。
  「12年は多彩な香りと滑らかで18年はシェリー樽で長期熟成しまろやかな味わい。」
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・シングルモルト 山崎12年          ¥1,500
  「日本初のピュアモルトウイスキー。山崎の四季を重ねて12年を超えた秘蔵モルト樽の中から生(き)で味わうにふさわしい円熟モルトを吟味・厳選。日本を代表するシングルモルトとして海外でも定評があります。香りは華やかでノーブル、味わいはまろやかで重厚、後口にパンチョンの古樽による気品あるウッディネスが広がります。」
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・シングルモルト 山崎18年          ¥2,080
  「山崎蒸溜所に眠るモルト樽の中から、酒齢18年以上の秘蔵モルトを厳選・吟味してヴァッティングした、ミディアムボディーの18年ものピュアモルト。シェリーヴァットの古樽でたっぷり後熟。モルト・ファンには垂涎の一瓶。18年の歳月を物語る熟成感あふれたエステリーな香り、シェリー樽貯蔵による微妙な甘み、力強く豪快なウッディネス。多彩な香味が響き合う長く深いアフターテイスト。」

サントリー ウィスキー
 サントリーの豊富な原酒とブレンダ―が持つ技術の粋を集め、”日本人の感性で、世界で愛されるウィスキーをつくる”との想いで誕生した日本人の感性や美意識に根差したウィスキーは、今や数々の受賞歴を誇る世界に名だたるブレンデッドウィスキーに。
 色々な種類の原酒が複雑に重なり合い、最高の響(ハーモニー)を奏でたいという想いを込めて。ウィスキーを飲む場所、温度、加える水の温度、濃さ、あらゆる条件で少しずつ違う顔を見せる。その顔つきの多彩さはシングルモルトにはない、大きな広がり。
 手間暇を惜しまず細部にこだわった響への特別な想い、熟成に時間をかけることで初めて表現できる香り、味わいの世界は、フルーティーさを一貫して求めている響において、12年で表現できるフルーティーさと、17年や21年で表現できるフルーティーさは全く違うものに。フレッシュなフルーティーさが、ドライフルーツになり、ジャムになり。。。春夏秋冬を幾度も超えるほどに黄色から琥珀色へと変化し複雑な芳香とまろやかな味わいへと深化していく原酒。時代を超越し受け継がれていくブレンダ―の技と想いが、原酒と語り合いブラームスの交響曲第一番第四楽章をイメージして産み出したサントリーウィスキーの最高傑作・響。
飲むほどに「時間の持つ価値・重み」を感じさせることでしょう。グラスに映し出されるのは、昨日の想いか、明日への想いか。。。
  「ピート香が心地よい、デリケートでマイルドな味わいが特徴。」
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  ※写真は11年12月1日にいただいた響12年、グラス¥1,000
 「酒齢12年以上のモルト原酒を吟味し、これに相応しい複数タイプの12年以上の円熟グレーン原酒をブレンド。30年を超える長期熟成モルトを加える事で味わいに厚みと熟成感が。複雑に広がる香りにジャパニーズウィスキーならではのマイルドでスムーズな味わい。」
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  ※写真は11年5月29日にいただいた際のものです。
・サントリー 響 17年           ¥1,500
  「酒齢17年以上のモルトとグレーンを厳選し、丁寧にブレンド。日本独自のミズナラ樽原酒をキーモルトとした味わいは、豊かな熟成香と気品あるウッディネスのハーモニー。繊細で、余韻豊かなアフターテイスト。」
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・サントリー響21年            ¥2,200
 「酒齢21年以上の超長期熟成モルト原酒を入念に吟味し、酒齢21年以上の円熟グレーン原酒を厳選し丁寧にブレンド。きわめてフルーティーで甘美な、花を想わせる熟成香。口当たりはなめらかで、21年ものならではの重厚で気品のある味わい。ウィスキーを知り尽くしたあなたへ。」

サントリーウィスキー シングルモルト白州
 南アルプス甲斐駒ケ岳のふもと白州は、名水の里。日本の名水百選の天然水で仕込み、木桶発酵、直火蒸留したモルト原酒を、森に抱かれた貯蔵庫で育んでいます。自然の恵みを匠の技で活かして産まれた白州は、ほのかなスモーキーを感じさせつつ、あくまで爽やかな味と香りは、本格的シングルモルトを欲する人から、はじめてウィスキーを飲む人にまで広く楽しんでいただけます。
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  ※写真は11年12月1日にいただいた際のものです。
・シングルモルト白州12年         ¥1,380
 「酒齢12年以上のモルト原酒を吟味。甘く柔らかいスモーキーに新緑の香り、爽快な果実香が漂う。フルーティーでコクがあり、後味はキレがよい。」
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  ※写真は11年10月2日にいただいた際のもの。
・シングルモルト白州18年         ¥2,080
「南アルプス甲斐駒ケ岳のふもと白州は、名水の里。日本の名水百選の天然水で仕込み、木桶発酵、直火蒸留したモルト原酒を、森に抱かれた貯蔵庫で育んでいます。酒齢18年以上の長期熟成モルトならではの爽快で深い香りは熟した果実、ほのかなスモーキー。複雑なコクと甘み、馥郁とした樽香が見事に調和。スモーキーの余韻も心地よい。」

ニッカウィスキー ピュアモルト竹鶴
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  ※写真は10年1月24日にいただいた際のものです。
・ピュアモルト竹鶴17年          ¥1,700
 「円熟の素晴らしさを実感できる深い味わいと重厚感。モルトウイスキーの持つピートの香り、そして長く持続していく豊かで重厚感あふれる味わいが、竹鶴17年の真骨頂。シェリー樽をはじめ、さまざまな樽をバランスよく組みあわせながら、長年貯蔵することで生まれた熟成香、いわゆる樽香による複雑で奥深い香り。エイジングによるモルトの力強さのピークにある、まさに円熟のピュアモルト、それが竹鶴17年。」

信州マルス蒸留所/本坊酒造 マルスウィスキー
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  ※写真は13年5月3日にいただいた際のものです。
・マルス モルテージ 3plus25 28年     ¥2,500

Part3へ続きます。
by mattarinonbe | 2013-07-23 07:33 | 迎賓館・ホテルヨーロッパ


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