今回はイタリアンレストラン・プッチーニのディナータイムメニューです。 改定版をアップします。 ※改訂版をアップしましたので、こちらをご覧ください。 長崎を舞台にした有名な歌劇『蝶々夫人』。その作曲者、イタリア人のプッチーニの名を冠している当店は、アンティパストからコースまで本格的なイタリアンが楽しめます。イタリアで修行を積んだシェフの腕前は折り紙付き。ローマの廃墟をイメージした店内で本場の味をご堪能ください。 ハウステンボスのレストランはホテルズのレストラン、場内レストラン(ユトレヒトやスパーケンブルグのレストラン)、企業館のレストラン(ニュースタッドのレストラン)及びテナントに分類する事ができるかと思いますが、プッチーニは場内レストランを代表するレストランの1つです。 ハウステンボスの顔となるべきレストラン、プッチーニ。いろいろと紆余曲折があり、ややメニュー的に低迷(?)の時期もあったように思いますが、その後改善が図られてきた印象があり、新生ハウステンボスにあってメニューはかつてよりも充実したものになってきていると思います。 ローマの廃墟をイメージした(廃墟というには整った洒落た感じだと思いますが)というお店の雰囲気も良く、サービススタッフ(ハウステンボスにおいては異動も多いのですが・・)の方たちの頑張りを感じる、好感の持てるレストランで、好みは人それぞれでしょうが、お勧めのレストランの1つです。 ただし(現在提供されているコース料理などいただいていないものがいろいろとありますので、あくまでもこれまで私がいただいてきた近年のものの印象によってですが)、当然のことながら好みによってかなり評価は分かれそうな気もします。特に肉料理に関してはガッツリいきたい方には例えばロード・レーウの方が向いているようにも思えます。若い男性にはプッチーニの肉料理は(私がこれまでいただいた範囲に限ってですが)味わいが優しすぎるかも?? 好む方はとっても好むお店ですが、利用する方の年齢や好みなどによりお勧め度は変わってくると思ったりもします。 小さなお子さん連れの場合、(子供さん向けのメニューも用意されてはいますが)メニューの選択肢は限られたものになり、あまりお勧めし難い面もありましたが、現在は下記のようにお子様セット(お子様ランチのようなメニューのようですね)がかなり好評との事で、低アレルゲンメニューもロード・レーウと共に用意されているなど、より幅広く利用し易いお店になってきているように思います。 私個人は好きなお店なだけに、新しいメニューをいろいろと楽しみ、今後もさらに期待し楽しんでいきたいと思います。 以下は1月9日に利用した際の記録をもとに改定したものです。 基本的にメニューに大きな変更はありません。 プッチーニのオイスターフェアメニューは「九十九島産牡蠣とほうれん草のリングイーネ」ですが、このメニュー自体は昨年11月頃から登場していたもので、プッチーニコースにおいても提供されているものです。 1月9日にいただいてきました。コースで提供されているものよりも(当然の事ですが)ボリュームがあります。蒸した牡蠣を使用し、パンチェッタ、ホウレン草、ドライトマトを用いたオイルベースのパスタ。 11月17日はプッチーニコース(クリスマスVer.)をいただいてきました。メニュー的には現在のプッチーニコースも変更はないようです。 「アンティパスト盛り合わせ」はサーモンのマリネの上に海老のスモークがのり、生ハムのサラダ仕立てが添えてあります。 グラスが進む一皿ですね。 「九十九島産かきとほうれん草のリングイーネ」はたっぷりの九十九島産牡蠣とパンチェッタ、ほうれん草、ドライトマト(酸味がいいアクセントに)が使われたオイルベースのパスタで、私好みの味わい。 「ポレンタと蟹のグラタン」グラタンという料理名から想像するのとは違った趣の一皿。ポレンタはトウモロコシの粉を水やだし汁等の中で捏ねながら煮あげたもので、イタリア北部あたりでよく食されているもののようで、食糧難の時代にはパンやパスタの代わりの貴重な食べ物だったようですが、なんだったかの本で「ポレンタ野郎」という言葉に出会った事があります。あまりいい意味の言葉ではない(というより蔑称のようですが)ですが、ポレンタに出会ったのは私は初めて。一見するとじゃが芋に見えるように成形されていますが、細々した粒々感があります。チーズソースをかけてオーブンで焼いてあるようですね。 「グラニータ」は白ワインのグラニテで柑橘系の味わいでさっぱりと。 メインは「牛フィレ肉のグリルとハンガリー産フォアグラのソテー 季節の野菜添え」。牛フィレ肉もやわらかで美味しく、フォアグラもまったりと存在感を発揮しています。ソースはたぶん牛フィレ肉には赤ワインのソースで、フォアグラの方のソースには味噌を使ってあるのかな?なかなか良くあっています。 「特製ドルチェ」はフランボワーズのタルト他。 この日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日とあって昼間っからけっこうご機嫌にグラスを傾けていましたので、味の感想等は少々怪しいところがありますが、満足なディナーでした。 ※プッチーニとロード・レーウには低アレルゲンメニューの用意もあるようです。詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください。 ○低アレルゲンメニュー ¥1,000 チキンのグリルとフライドポテト チキン、レモン、オリーブオイル、フライドポテト、塩、胡椒、トマトソース 野菜サラダ サニーレタス、トレビス、フリルアイス、カイワレ、ミズナ、 自家製和風ドレッシング(醤油、味噌、酢、サラダ油、いりゴマ、しょうが) ライス オレンジジュース お子様セットも好評のようで、家族での利用にも適したお店になっています。 修学旅行生メニュー ¥1,000 カルボナーラスパゲティ または ミートソーススパゲティのいずれかを選択 サラダとオレンジジュース付き ※ミールカード(ハウステンボス内の殆どのレストラン等で使えます)使えます。 メニュー オイスターフェアメニュー ※写真は12年1月9日にいただいた際のものです。 ・九十九島産牡蠣とほうれん草のリングイーネ ¥1,680 「旬の牡蠣、ほうれん草とオリーブオイルを細麺のリングイーネとともに」 ディナータイムのコース ※写真は11年11月17日にいただいた際のものです。 ・プッチーニコース ¥6,000 アンティパスト盛り合わせ 九十九島産かきとほうれん草のリングイーネ ポレンタと蟹のグラタン グラニータ 牛フィレ肉のグリルとハンガリー産フォアグラのソテー 季節の野菜添え 特製ドルチェ コーヒー ・ロッシーニコース ¥5,000 ノルウェー産サーモンと佐世保産真鯛のカルパッチョ 長崎産キノコとイタリア産生ハムのストラッチ カワハギとアサリのスープ仕立て サフラン風味 国産牛頬肉の赤ワイン煮 長崎県産ポテトと季節の温野菜添え 特製ドルチェ コーヒー ・チェナコース ¥3,500 蟹のカネロニ仕立て 白菜のクリーム煮添え 豚肉のブラザードと冬野菜のペンネ 壱岐産カジキマグロのグリル 茄子のピューレ添え 又は 乳飲み仔牛背肉のソテーとイタリア産空豆の煮込み 特製ドルチェ コーヒー アラカルトメニュー 前菜 ※写真は11年7月3日にいただいた際のものです。 ・プッチーニ特製アンティパストの盛り合わせ ¥1,520 「旬の食材を使った前菜の盛り合わせ」 ・スティックサラダとバーニャカウダ ¥1,380 「季節のお野菜を温かいソースをかけて」 ・イタリア産生ハムとフルーツ ¥1,260 「生ハムと旬のフルーツ」 ・ノルウェー産サーモンのマリネ ¥1,680 「フレッシュサーモンを軽くマリネした前菜」 スープ ・本日のスープ ¥680 パスタ ・フェトチーネ オリジナーレ ¥1,560 「手打ちパスタをパルメザンチーズの上で絡め合わせたオリジナル料理」 ※Marchさんのレポ ※mattariのレポ ※びょりさんのレポ ・ミートソーススパゲティーニ ¥1,100 「イタリア伝統の味」 ※写真は10年7月19日にいただいた際のものです。 ・長崎特産カラスミと季節野菜のタリオリーニ ¥1,680 「カラスミと季節野菜を手打ちパスタ”タリオリーニ”と絡めました」 ・長崎県産キノコとイタリア産生ハムのストラッチ ¥1,680 「キノコ、生ハムとパルメザンチーズを平打ちパスタのストラッチと和えて」 ※写真は12年1月9日にいただいた際のものです。 ・九十九島産かきとほうれん草のリングイーネ ¥1,680 「旬の牡蠣、ほうれん草とオリーブオイルを細麺のリングイーネとともに」 ・豚肉のブラザードと冬野菜のペンネ ¥1,470 「豚肉をトマトと一緒に煮込み、冬野菜を添えて」 リゾット ・佐世保産海の幸のリゾット ¥1,890 「団扇海老、カキ、ひおおぎ貝、イカなどの魚介類をトマトベースのソースで」 ・イタリア産ポルチーニと長崎産キノコのリゾット ¥1,580 「イタリアから取り寄せたポルチーニ茸と雲仙キノコの自家製リゾット」 サラダ、パン ・季節のサラダ ¥780 ・トマトとモッツァレラチーズのサラダ ¥780 ・自家製パン3種盛り合わせ ¥320 魚料理 ・ロブスターのフリットと佐世保産真鯛のソテー 香草ソース ¥2,450 「小ぶりのロブスターと真鯛のソテーを一皿に」 ・壱岐産天然カジキマグロのグリル 茄子のピューレ添え ¥2,520 「天然のカジキマグロを網焼きにして茄子のソースで」 ・佐世保産海の幸のスープ仕立て ¥1,890 「赤座海老、ムール貝、ひおおぎ貝などをサフラン風味のスープとともに」 ・活けオマール海老のグリル又はソテー ¥3,800 「カナダ産オマール海老をレモンとオリーブオイルでさっぱりと」 肉料理 ・乳飲み仔牛背肉のソテー ベビーリーフのサラダ添え ¥2,800 「生後2ヶ月以内の仔牛を軽くソテーし小さなサラダを添えて」 ・フォアグラと茄子のソテー ¥1,600 「ハンガリー産のフォアグラと茄子のフライを甘めのソースで」 ・国産牛頬肉の赤ワイン煮 ジャガイモのピューレと温野菜添え ¥2,260 「牛頬肉を赤ワインでじっくり煮込み、温野菜と一緒に」 ・長崎自然鶏の香草焼き ¥1,620 「地鶏をローズマリー、タイムなどの香草を塗して焼き上げました」 お子様セット ・お子様セット ¥840 ハンバーグ、マカロニグラタン、エビフライ、フライドポテト、サンドイッチ、ドルチェ、オレンジジュース デザート ・イタリアンジェラート盛り合わせ ¥600 「ティラミス、バニラ、カシスジェラートの盛り合わせ」 ・特製ドルチェ ¥820 Part2に続きます。
by mattarinonbe
| 2012-01-12 16:19
| ユトレヒト
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