TERROIR ~自然派ワインと紅茶のお店~ Part1

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今回はハウステンボスの場外になりますが、7月7日にオープンしたTERROIR ~自然派ワインと紅茶のお店~ をご紹介します。改訂版をアップします。
※改訂版をアップしましたので、こちらをご覧ください。
 自然派ワインと紅茶のお店
【場所】佐世保市ハウステンボス町4-52-103
【営業時間】14:00~24:00(23:45ラストオーダー)
   ※現在店休日はないようです。開始時間は仕入れの関係でやや遅れる事もあるとか。電話で確認してお出かけになられても宜しいかと。
【問い合わせ】0956-80-7151

このお店はこの春までハウステンボスで活躍されていた片山さんのお店。
私が最初にお会いしたのは、たぶんエクセルシオールだったかと思いますが、ソムリエとしてその後08年3月にマルシェ・ド・パラディがオープンした際にワイン専門店 ディオニソスへと異動になり、ご活躍でしたので、ご存じの方も多いのでは?
最終的にプッチーニを経て独立を果たされ、今回のオープンとなりました。
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 場所はハウステンボス場外、ホテル日航ハウステンボス近くにあります。長崎国際大学の女子寮としても使われているブルーメンダールマンションにあります。
 片山さんらしいというか、商売っ気がない!と思ってしまうのですが、知っていなければ気が付きません。看板らしい看板も見当たらず。。。前は車通りの多い道(ハウステンボスから西海パールラインへと向かう主要道路ですから)ですが、人通りは多いとは言えず。。。現状は文字通り”隠れた名店(になるはずのお店)”です。
 ハウステンボス町歯科クリニックの看板を目当てに行かれると良いかと。
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 マンションのA棟1階エントランス脇にお店はあります。
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 ホテル日航ハウステンボスやハウステンボスの第2駐車場からは徒歩数分といったところで、お店の前の駐車場は利用できるようです。
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 ブレブレの画像ですが。。。7月13日、ウォーターマークホテルに宿泊した際にエクセルシオール、スピネーカーバー、シェヘラザードと飲み歩いた後にたどりつきましたので。。。
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 自然派ワインと、紅茶のお店。こだわって集めたアイテムは下記のように素敵に豊富なもの。
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 グランクリュのような超高級なワインはありませんが、ソムリエの経験と眼で選び集めた素敵なワインたち。自然派のワインは土地や土壌、葡萄にこだわり、栽培にこだわり、醸造法にもこだわって手工業的な感じで、愛情と情熱をもって造られたもの。似非自然派、自称ビオディナミのようなものもあるように聞いていますが、ここに縁あって集まったワインたちは、ディオニソスでの経験や人脈、ソムリエとしての目・知識をもって集められたものですから、個々人の好みにあう合わないはあるかもしれませんが、確かなものたち。

 スピネーカーバーはヴィノテークではなく、ティークリッパーもかつてのティークリッパーではない。。。自然派ワインと紅茶のお店は、残念に思っている・思う方たちにとって福音になるかも。
 自然派ワインに馴染みがなくても、穏やかな片山さんにいろいろとワインの話を聞きながら、ひとつひとつ試していく、自分好みのワインを探していくのも素敵な時間かと。
 ハウステンボスに車で来られた方は、帰りにちょっと一息ついて行かれるのもいいのでは?紅茶のラインナップはかなりのもの。これだけのアイテムを揃えているところは、長崎ではあまりないかと。

 お店の名前は「TERROIR」、読みはテロワール。気候、土壌、風土や地形などぶどうが育成する土地の環境の事で、ワインにはこのテロワールが現れると言います。ワインに現れる葡萄畑の気候・地勢・土壌の個性で、 ワイン産地、とくにフランスの有名ワインの伝統的な特徴 がテロワール。
 ハウステンボスという土壌で、これまでの経験を活かし、新たなお店をスタートさせる時に、とってもふさわしい店名だと思います。
 どうか素敵な実りとなり素敵な恵みとなりますように。。。

以下は8月21日に利用した際の記録を元に改定したものです。



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灯ともし頃、ワインブッフェ目当てに再訪しました。
メニューもさらに充実。フードメニューが充実しています。
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お店の看板も出来ていました。写真は帰りに撮ったもの。
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8月21日最初の1杯は「アーニストン・ベイ・ザ・ショワ ホワイト」。
 南アフリカ産のワインです。南アフリカはブドウ栽培に適した日照時間の長い温暖な地中海性気候と、適度な降水量という好条件が整っており、ワインの歴史も古く、生産量も世界の上位10位に入るとか。アーニストン・ベイは、イギリスのマーケットを中心に商品開発と販売を展開し、クオリティの高さが評価された注目のメーカーだといいます。
爽やかで心地よい酸味の白ワイン。コロンバール シュナンブラン セミヨンが使われているようですね。
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この日ワインブッフェ用に出していただいたのはこれらのワイン。この中から好みで6種類選びます。
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2杯目は「ラール・デ・ショワ・ブラン」。とても楽しいエチケット。シルエットで描かれた豚たちの他、眼鏡をかけた針ねずみ、良くみるとその下には鼠の漢字。。。フランスはコート・デュ・ローヌのこのワインは、「”アルデショワ”(アルデシュの人)と”ラルデショワ”(豚肉の脂の多い部位)の言葉遊びで名づけられたというワイン。コンセプトは、飲みやすい、気軽な、面白いワイン。味わいは、酸がきれいでフレッシュで心地よい飲み口です。相性のよい料理と言うよりもむしろ食前酒に最適で、生産者本人達もアペリティフとして楽しむ事が多いと言います。醸造も(他の雄弁な生産者のように)人に語るような特別なことはなく、いつも通りの実直で自然な造り」だとか。
レ・シャン・リーブルの手になるグルナッシュ・ブラン100%の白ワインは、軽快で飲みやすいワイン。

7月21日に利用した際と比べ、フードメニューの充実が目を引きます。生パスタセットをいただく事に。オードブル盛り合わせ+生パスタ+パン+デザートのセットで¥1,260(+¥210でドリンク付き)はかなりリーズナブル。
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この日のオードブルは生ハムにチーズを使ったおつまみ。
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パンはオリーブオイルで。
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3杯目は赤で、「安心院葡萄酒工房 メルロー」を。大分県の安心院は西日本最大のブドウ産地。このメルローは「木桶タンクとステンレスタンクそれぞれで発酵させたものを絶妙にブレンドさせており、ラズベリー、スパイス、シナモン、それに樽貯蔵によるバニラ香が混ざりあい、複雑な印象を与えてくれる、メルロー種特有の凝縮感のあるフレッシュな果実味が楽しめる、なまめかしいワイン」だとか。個人的にはその味わいよりもエチケットの方が気に入りました。
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パスタで選んだのは「ウニの冷製パスタ」。「クアトロ フォルマッジ」などもとっても気になったのですが、夏はやっぱり冷製パスタって気分で、心惹かれたウニのパスタ。ウニのパスタはかつてピノキオでいただいたのが素晴らしく美味しかったので。。
生パスタは通常のパスタよりもコシが強い傾向があるように思いますが、この生パスタもかな~りもっちもちのシコシコ。人によっては固過ぎると感じる可能性があるかも。ボリュームもかなりありますから。。好きな人にはたまらない食感なんですけども。
ウニの風味もかな~り効いています。ピノキオでいただいたものには及ばない感じ(ただしピノキオでいただいたのは¥1,700で、このセットよりもお値段上ですから単純比較できません)ですが、良く出来たメニューだと思います。
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4杯目にいただいたのは「ヴァン・ド・ターブル・トワ・ポム」。フランス ラングドックのポール・ルイ・ウジェーヌによるワイン。
「素晴らしいワインを造るために最も必要なこと?貧乏に耐えることだね」と言い、ワインで得た収入の大部分をワイン造り(特に畑)に還元させています。自給自足に近い状態で、テレビやラジオもなく日が沈むと寝て、朝はまだ真っ暗なうちから働く生活をしているという造り手が生み出すグルナッシュ100%のワインは、素敵に魅惑的。「近年植樹したまだ新しい樹齢のグルナッシュから造られる2007年が初ヴィンテージの新キュヴェ。非常に険しい山中に植樹されたグルナッシュは、大地のミネラル分をしっかり吸い上げ凛とした説得力のある味わいとなります。香りや味わいこそ優しく滋味深いといった趣ですが、ある種のワインだけが備える妖艶さを持っており、リリース直後はその妖艶さを骨格あるタンニンが支え、しっかりとした味わいですが、時間の経過と共に本来のなめらかさが感じられるようになります。グルナッシュという品種の新しい解釈として非常に興味深いワインと言えます。」
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続いていただいたのは、「モルゴン・サン・スフル」。ちょうど抜栓されるという事で、こちらはワインブッフェとは別にいただきました。フランス ブルゴーニュで、ボジョレーを代表する自然派ワインの巨匠マルセル・ラピエールによるガメイ100%の赤ワイン。
「マルセル・ラピエールの中で一番のスタンダードキュヴェであり、彼を代表するワインと言えるのが、この酸化防止剤無添加のモルゴン。ラピエールのモルゴンの畑は標高260mの花崗岩土壌にあり、土壌に保水性が無いので根が地下水まで伸び、ミネラルを多く含んだワインが生まれます。透明感ある黒味がかった紫。イチゴ、ウメ、プラム、漢方風なスパイス、ハーブ、ミネラル、赤い花、海草、ヨーグルト、微かにビターチョコなどのエレガントで深みのある香り。口に含むと豊かなミネラルを含む骨格を感じる力強い味わいが広がります。凝縮感高いイチゴ、ウメ、プラムなどのフレッシュな果実味。酸味はフレッシュで豊か。」
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6杯目は「デューキン エステート シラーズ」。オーストラリアのワイン。「オーストラリアワインの特徴である豊かな果実味と、酸味、タンニンとのバランスは繊細で、飲み飽きない味わい」のワインとか。シラーもかなり好きな品種なので、ご機嫌でいただきました。この日の昼はアドミラルのワインセミナーで10種類のワインを試飲し、ボトル1本ほど飲んでいるので、文字通りご機嫌なのんべです。。
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最後にもう1杯いただいたのは「ベルベラーナ コセチャ」の赤。こちらはスペインのワイン。
Wine Buffet(6種類) ¥3,570はとっても楽しく、美味しく、お得な企画・メニューでした。

この日は昼と合わせ、フランスにイタリア、スペイン。ニュージーランドにオーストラリア、アルゼンチン、南アフリカに日本とワールドワイドにワインを楽しんだのんべな日でした。
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ワインを堪能した後に、生パスタセットのデザートを。
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夕刻から芳醇な時間を過ごし、あたりがとっぷりと暮れる頃、千鳥足で駅へと向かうのでした。

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7月21日は紅茶をいただいてきました。ポットでの提供でほぼ2杯分あり、ゆっくりと楽しめます。

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本日のメニュー
本日のケーキ
  本日のケーキにはバニラアイスクリームを添えています。
○レアチーズケーキ
○ベークドチーズケーキ
○キャラメルケーキ
○チョコレートケーキ

本日のパスタ
○カニの冷製パスタ
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  ※写真は11年8月21日にいただいた際のもの。
○ウニの冷製パスタ
○なすと牛ひき肉の完熟トマトソース
○ミートソース ボロニア風
○クアトロ フォルマッジ
  ダナブルー・パルメザン・コーダ・モッツアレラに白ワインを加えたコクのあるチーズソース
○ボンゴレ ビアンコ
  あさりとマッシュルームに白ワインを加えたソース

セットドリンク
+¥210で次のドリンクの中から選択
・コーヒー
・アイスコーヒー
・エスプレッソ(シングル)
・グァバジュース
・マンゴージュース
・スパークリングブドウジュース
・オレンジジュース

+¥420で次のドリンクの中から選択
・紅茶
・エスプレッソ(ダブル)
・カプチーノ
・アイスカフェオレ
・レモネード

Food Menu
・クッキー3種盛り        ¥315
●本日のケーキ         ¥525
  紅茶とセットで¥1,050
・スコーン           ¥525
  紅茶とセットで¥1,050
●7種の野菜のキッシュ      ¥630
  たまねぎ・かぼちゃ・にんじん・えだまめ・ブロッコリー・赤ピーマン・ドライトマト
○ピザ             ¥630
○ピザセット          ¥1050(+¥210でドリンク付き)
  オードブル盛り合わせ+ピザ+デザート
○本日の生パスタ        ¥840
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  ※写真は11年8月21日にいただいた際のもの。
○生パスタセット        ¥1,260(+¥210でドリンク付き)
  オードブル盛り合わせ+生パスタ+パン+デザート
・ワッフル           ¥630
・アフォガード         ¥525
  おすすめ。バニラアイスにエスプレッソをかけてお召し上がり下さい。

カフェメニュー
・紅茶           ¥630
  Tea Listから選択
・コーヒー         ¥420
・エスプレッソ(シングル) ¥315
・エスプレッソ(ダブル)  ¥525
・カプチーノ        ¥525
・アイスコーヒー      ¥420
●アイスカフェオレ     ¥525
・グァバジュース      ¥315
・マンゴージュース     ¥315

○フランス・ロレーヌ地方産
  レモネード(オリジナル/ピンク/ベリー/オレンジ)  各¥525
・プロヴァンス地方産 
  スパークリンググレープジュース(ホワイト・ユニブラン種) ¥420


Tea List
0.アールグレイ
 「中国紅茶に柑橘系ベルガモットで爽やかに香りづけし、シルバーティッピを加え、上品な味に仕上げました。」

1.グー ルース
 「英国のアールグレイをフランス風にアレンジした柑橘系の爽やかな味。アイスティーはもちろんミルクにもおすすめです。」

2.オリエンタル
 「中国の煎茶にパッションフルーツやピーチ、野イチゴで香りをつけたジューシーですっきりと飲みやすい味です。」

3.ジャルダン ブルー
 「中国茶とセイロンティのブレンドに甘い野イチゴの香りと軽い酸味が、気分をリフレッシュしてくれます。」

4.4レッド フルーツ
 「チェリー、イチゴ、ラズベリー、レッドカラントの赤いジューシーで甘酸っぱい香りが口いっぱいに広がります。」

5.トゥアレグ
 「ガンパウダーを加えた中国緑茶にソフトなスペアミントの風味をつけ爽やかに仕上げました。」

6.ブレックファスト
 「セイロンとアッサムとダージリンのクラシックブレンド。豊潤な香りとストロングなコクは目覚めの一杯に最適です。」

7.セイロン O.P.
 「ややストロングな味わいとコクの中に、柔らかな酸味がとけて後口を爽やかにしています。アフタヌーンティーに最適です。」

8.ダージリン G.F.O.P
 「ヒマラヤ高地産の茶葉で、マスカットフレーバーといわれる青く甘い香りと爽やかな味わいが特徴です。」

9.ラプサン スーチョン
 「スモーキーフレーバーがエキゾチックな味わいでミルクティーにすると驚くほどコクが出てマイルドになります。」

10.アッサム G.F.O.P
 「まったりとした味わいで、ずっしりとしたコクの中にも爽やかなキレがあります。ミルクとよく合います。」
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11.ポール&ヴァージニー
 「チェリー、イチゴ、ラズベリーの甘酸っぱい香りに、キャラメル、バニラの芳しさが深みを増します。」

12.雲南
 「中国、雲南地方産の緑茶。口の中に長く香りの余韻が残る滋味豊かな味わいです。」

13.ジャスミン
 「エキゾチックで独自の甘く上品な香りが特徴。渋みとコクと旨みのバランスが絶妙で気分転換に最適です。」

14.ポム ダムール
 「カラメリゼしたリンゴの芳しさとマラスキーノの香りが加わった、リンゴのチップとひまわりの花びら入りの紅茶です。」

15.レモン
 「中国紅茶にレモンとライムのエッセンスで香りづけしました。オレンジピールが加わって爽やかな味わいです。」

16.ソレイユ ヴェール
 「中国の煎茶に、ブラッドオレンジの柑橘系エッセンスとオレンジの果皮が入った爽やかで、さっぱりとした味わいです。」

17.7 パフューム
 「レモン、ベルガモット、イチジク、ビタンガなどのミックスフルーツの味を、バラの香りが一層リッチなものにしています。」

18.アニチャイ
 「ジンジャー、クローブ、ピンクペッパー、カルダモンなどを加えたスパイシーな中国紅茶。ミルクは多めがおすすめ。」

19.アップル
 「リンゴの甘酸っぱい香りと、コクのある味わいの紅茶。短時間で濃く抽出できるので、ミルクティーに向きます。」


Part2に続きます。
by mattarinonbe | 2011-08-27 20:34 | トピックス


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