今回はホテルアムステルダムのブッフェレストランアクールヴェールのランチブッフェです。 改訂版をアップします。 ※改訂版をアップしましたので、こちらをご覧ください。 地元食材にこだわった九州食彩ダイニング アクールヴェールはフランス語で「心を開いて」という意味。朝食から昼食・夕食までブッフェスタイルの料理を楽しめます。 H20年9月1日から改装工事に入り(開業して16年となり調理器具なども更新する必要も生じてきてのリニューアルだったようです)、H20年11月21日に素敵にリニューアルオープンしています。 アクールヴェールの入口はホテルバスを降り、ホテル入口や中庭へと向かう通路の途中にあります。 入口を入ると円形のスペースがあり右手に受付、左手にレジがあります。 そこを抜けると直線的に見通しの利く開放感のある空間で、以前よりも広がりが感じられます。 「内装はピクニックガーデンをコンセプトに、柱の表面には木の素材を用いるなど森の中で様々な料理を楽しむ空間を演出」しているそうですが、カジュアルでありながらシックで落ち着いた感じの空間です。 ※写真は中央の2つのブッフェ台の間から入口方向を振り返ったところ。 突き当たりにブッフェ台が設置された区画があり、中央にブッフェ台が2つ。右手にメイン料理が、左手にデザート類が置かれています。 右手はリニューアルの特徴の1つでもあるライブキッチンのコーナーとなっています。手前は以前にもあったステーキをその場で焼いて提供するもので、奥の方はIH調理器の上に保温された状態の料理が並び、その向こう側で新たに調理される様を楽しむ事が出来ます。 品数もかなり揃えてあり、特別に大食な方以外はまずは一通り見た後、選んで楽しまれた方が良さそうな気がします。全ての料理が好みに合うなんて事はないでしょうから、好みと思われるもの、美味しいと思うものを見つけて、それを中心に味わう事が満足感を大きくしてくれるように思います。 このブッフェ台が並ぶスペースの向こうが可動式の壁で区切られたアクールヴェールカフェ。 朝食時などはこの壁をオープンにし、より多くの人を受け入れ可能になっています。 ブッフェというスタイルをとる以上、限界もあると思います。コースの一皿一皿に心血を注ぐのと同じようにはいかないわけで、感動的な料理に出会いたければ、かつてならエリタージュ。今ならホテルヨーロッパのアドミラル、吉翠亭、戎座(残念ながら現在ランチはオヤスミです)あたりがおすすめかとも思いますが、「食」は嗜好が分かれるところ。どんなに素晴らしい料理であっても、好みに合わなければそれまで。その意味では、数ある料理の中から好みに合うものだけを、好きなだけ食べることのできるブッフェスタイルの方がより満足感を得られる事もあると思います。 なにより料金的にもホテルレストランにおいては(特にディナータイムにおいて)お手頃感があります。ディナーブッフェとランチブッフェを比較すると料理内容では当然の事ながらディナーブッフェが上回るものの、ランチタイムの方によりお得感をいだかれる方も多いようです。 ランチブッフェの内容はその時々により変更がありますが、下記(あるいは過去の記事を)をご参考にされて下さい。 ブッフェの場合、全体にざわつく感じがあり、ゆったりと雰囲気も味わいながら食事を楽しみたい方にはデアドミラルや戎座(現在ランチはオヤスミ中です)、吉翠亭あたりがお勧めかとも思いますが、反面小さな子供さんを連れて家族で食事をする場合は、(アドミラルなどでも十分可能ですが)こちらの方が雰囲気的にも、より気軽に楽しめるかもしれませんね。 明らかな子供向きメニューというのは、例えば全日空ホテルのアストラルのような感じでは用意されていませんが、味付けなど子供でも楽しめるように配慮されており、三世代で楽しめる内容だと思います。 じげもん(地元)長崎や九州産の旬の食材を重んじてのメニュー構成は、昨今の食に対する不安な出来事が続く中において、安心であり、低価格な飲食店においてよくみかける業務用食材の多用とは異なる姿勢であり、とても好感がもてるポイントです。 料理の内容は季節により、時期により異なります。 ※びょりさんのレポ 08年12月その2 ※びょりさんのレポ 08年12月 ※だーむーさんのレポ ※catruiさんのレポ ※sayuriさんのレポ バイキングレストラン 1月は下記新春企画で、ランチタイムは(ここに記載しているものとは別に時間制限制で)特別価格になっています。 ランチ 幼児無料キャンペーンは好評のようで、子供さん連れでの利用も多いようです。 ※現在一部店舗・一部メニューにおいてウェブ予約で10%オフのサービスが行われており、アクールヴェールのブッフェメニューも対象メニューとなっているようです。 ウェブ予約はこちらから。除外日もありますので、詳しくはリンク先オフィシャルサイトからご覧下さい。 以下は1月20日のランチタイムに記録してきたものです。 ランチブッフェ・新春企画 12月から料理長の方が異動になっています。アクールの料理長の方はトロティネへ異動になり、3月あたりからの新店舗の準備に入られるようで、クリスマスブッフェもこれまでのトロティネのブッフェとは違った内容のものになるのではないかと楽しみです。 代わりに新たな料理長となるのは11月までアドミラルの料理長をされていた方。ブッフェスタイルにおいて、(これまでも素敵でしたが)これからどのような料理が登場してくるのか興味津々です。 チリワインのフェアも素晴らしい!です。グラスでは白2種、赤3種がグラスでいただけますが、葡萄の品種の違いによる味わいの違いも楽しめてなかなか。個人的には白はソーヴィニョン・ブランを好むのですが、このワインに関してはシャルドネがとってもお気に入り。赤のピノ・ノワールはとても飲みやすく大人気のようですが、サンジョベーゼやカベルネ・ソーヴィニョンも素敵に美味しいものでした。 オフィシャルサイトには17:30~の提供のように記載されていますが、ランチタイムでも楽しむ事が出来ます。2月28日までの提供予定のようです。 http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/topics/eat/chile_wine.html ○が前回に記録したものと異なるもので、●はマイナーチェンジしたもの、再登場していたものです。 ブッフェ内容(1月20日) ・自家製長崎自然鶏の燻製 香草風味 ○国産牛のタタキ カルパッチョ仕立て ルッコラソース ・長崎雲仙スーパーポークのリエット ・九州各地で採れた冬野菜のマリネ ・九州各地で採れた野菜のサラダ ※ドレッシングはフレンチドレッシング、柚子ドレッシング、胡麻ドレッシング、ホテル特製マヨネーズ ・プチ・バケット バケットをまるく甘みのあるパンに焼き上げました。 ・ゆずのパン バケット系生地にゆずを練りこみました。 ○プチ・チャパタ チャパタ生地をほんのり塩味がする素朴な味わいに仕上げました。 ・ブリオッシュ バターを練りこんだリッチなパン ○ヴィエノワ・ナチュール ほのかな甘みのある上品なヴィエノワ生地です。 ○ヴィエノワ・ブラン 生クリームを贅沢に使った生地にホワイトチョコレートをたっぷり練りこみました。 他 ・ホテル特製オニオンスープ ○海老霙酢和え ○鯛龍飛巻き ・玉子豆腐 ●長崎で水揚げされたヒラスの刺身 ・特製おでん ○甘鯛から揚げ キッズコーナー キッズコーナーとの表記は現在は見かけません(が、その流れを汲むメニューかと)。その方が大人もいただきやすくていいですね。 ○ハッシュポテト ・ソーセージ ・ピラフ ・白御飯 ・アクールヴェール特製甘口カレー ・長崎自然鶏の特製辛口黒カレー ・キビナゴのフライと近郊野菜の天麩羅 タルタルとレモン添え ○五島産鹿尾菜(ひじき)と蓮根の五目御飯 ライブキッチン ・長崎自然鶏と近郊野菜のポトフ仕立て ・長崎産赤烏賊と海老のペスカトーレ ・長崎産白菜と真鯛のクリーム煮 マスタード風味 ○餡かけ焼きそば ・長崎産鮮魚のタルト仕立て プロヴァンサル風 ・長崎雲仙産スーパーポーク ステーキ ※ステーキソースはオニオンソースとガーリックソースの2種が用意されています。 ○ガトーショコラ ・ホワイトチョコのムース ・カスタードプリン ・黒豆ゼリー ○蜜柑雲龍 ・フルーツ各種 ・ソフトクリームバー ・キャロット&フルーツ ・烏龍茶 ・お冷 ・緑茶 ・珈琲(コロンビア) ・紅茶(インド) メニュー(有料ドリンク) 以下の価格は税・サービス料込み チリワインフェア 「世界最上のカベルナを生み出す」という “カベルネの聖地” 、チリ・アコンカグア・ヴァレーをほぼ独占所有し、チリ共和国に4人の大統領を輩出した名門で135年以上の歴史を誇るエラスリスの「チリワインフェア」を開催。 「テロワールを尊重し、自社畑の葡萄から、洗練された気品あるワインを生む」という、創業者、ドン・マキシミアーノ・エラスリスの哲学を継承し世界トップクラスのワイン造りを続け、2002年世界の名立たるジャーナリストやソムリエを迎え行ったブラインド試飲において、マルゴー、ムートン、ラトゥール等を抑え、エラスリスワインが見事ナンバー1に!2004年ベルリンで、ヨーロッパを代表するジャーナリスト、ソムリエ等が会し行われた「世紀のブラインド試飲」においても1本10万円は下らないマルゴー、ラフィット、ムートン、ラトゥール等を抑え、エラスリスワインが再びナンバー1に! 世界の一流エアライン御用達、ベッカム夫妻やU2、ポリスなどセレブが愛するエラスリスワインを、光の王国の夜にぜひご堪能ください。 白ワイン ・エステート・ソーヴィニヨン・ブラン 2009 グラス ¥700 ボトル ¥4,000 「ソーヴィニヨン・ブランの美しい酸トロピカルフルーツのような厚みのある果実味 ふくよかな土壌と暑い気候のクリコの地で、本来の美しい酸とアロマティックな香りに加え、トロピカルフルーツのような厚みのある果実が楽しさを感じさせます。」 ・ワイルド・ファーメント・シャルドネ 2009 グラス ¥1,300 ボトル ¥9,000 「チリ初、自然酵母を生かし、2008年チリ最上の白にも選ばれた「シャルドネの最高傑作」 洋ナシ、いちじく、アプリコット、ハニー、ジャスミンや白い花の香り。美しく均整がとれ、自然で上品な酸、ミネラルやシトラスのトーンに支えられたエレガントなワイン。」 赤ワイン ・エステート・ピノ・ノワール 2009 グラス ¥700円 ボトル ¥4,000 「エレガントでチャーミングさを感じさせながら深みのある果実味がチリの大地の豊かさを彷彿 フレッシュなラズベリーやチェリー、煙草草等の複雑な香り。焼きりんごやチェリーのような果実味が豊かでほとよいタンニンとのバランスのとれたエレガントさが魅力的。」 ・エステート・サンジョベーゼ 2008 グラス ¥700円 ボトル ¥4,000 「新たな輝きと品格を放つ、非常に珍しい「サンジョベーゼ」 ドライ・ピーチやプルーンに、フレシュないちじく等の複雑な香り。硬質なタンニンが躍動的なエネルギーとボリューム感をもたらし、酸味との相性が素晴らしいです。」 ・マックス・レゼルヴァ カベルネ・ソーヴィニヨン 2008 グラス ¥1,200 ボトル ¥8,000 「“世界一”と称されるエラスリスのカベルネ 赤系と黒系の果実が何重にも織りを成すように、グラスから生き生きと豊かなフレーバーが立ち昇ります。美しくジューシーな果実味に溌刺とした酸味のバランスが絶妙です。」 ・シラーズ・ラ・クンブレ 2006 ボトル ¥15,000 「フランス最高峰のエルミタージュを彷彿させる、極上のエレガント・シラー 熟したブラックベリーやラズベリー、チェリーの濃密な果実味。繊細で上質な酸によって、決して重過ぎることなく、緻密で滑らかなタンニンが飲み心地の良さを与えています。」 ・ドン・マキシミマーノ・ファウンダーズ・リザーブ 2006 ボトル ¥18,000 「チリで初めて JAL北米線ファーストクラスにも選ばれた世界最高峰といわれるカベルネで造られる、ウルトラ・プレミアムワイン ボルドー・ボイヤック村の格付けワインを思わせる傑出した凝縮感、よく熟したタンニンにフルーツ感が層を成す豪華な味わい。」 ソムリエセレクション スパークリングワイン ・ドゥブル・ファランギーナ・スプマンテ 2006 グラス¥1,200 ボトル¥8,500 「南イタリアを代表する”フェウディ・ディ・サン・グレリオ”とシャンパーニュの名手”ジャック・セロス”のワイン造りの伝統、情熱、技術から生まれたコラボレーション・プロジェクト。カンパーニャの土着葡萄”ファランギーナ種”をシャンパーニュスタイルで造り上げた、輝く黄金色にきめ細かい泡。ハーブ、ドライフルーツを思わせる強く濃厚な香りが印象的な入手困難なスプマンテです。」 ハウステンボスオリジナルワイン ※写真は10年11月28日にアドミでいただいた際のもの。 ・パヴィヨン・ド・ポワフェレ 2006 ボトル¥10,000 「ボルドー・サンジュリアン第二級”シャトー・レオヴィル・ポワフェレ”。神から与えられた奇跡のぶどう畑とテロワールを守るため、自然環境に配慮した栽培に取り組んできました。1992年ハウステンボスも自然と環境の調和が最優先の考えを継承し、今日まで歩んできました。私たちは、哲学を共有する、レオヴィル・ポワフェレをパートナーとし、そのセカンドワイン”パヴィヨン・ド・ポワフェレ”をハウスワインとしています。ハウステンボスと生産者の信頼関係があった為、造り得ることが出来た、世界に1つしかないオリジナル商品です。芳醇な香りにしなやかなタンニン分、是非ご堪能ください。」 飲み放題 ・飲み放題 ¥2,000 ビール・焼酎(芋、麦)・ウィスキー・オレンジジュース・コーラ・ジンジャーエール +¥500で、赤ワイン・白ワイン・日本酒 ・飲み放題 ¥1,000 ラフランスソーダ・サラトガクーラー・オレンジジュース・コーラ・ジンジャーエール 焼酎 ・焼酎 ¥600 1月20日に用意されていたのは ・萬膳 「柔らかで優しい香りと、深みのある味わいで、口に含んだ後の余韻は優しい甘味が残り、素晴らしい焼酎です。」 ・月の中 「岩倉酒造の代表銘柄。朴訥とした芋の風味が、ゆるりと感じられる一本で、高密度の旨味が特徴。」 ・兼八 「麦本来の香りと味を最大限に引き出した、既存の麦焼酎とは一線を画す香ばしい香りと深みのある味わいの逸品です。」 ・青一髪 「大麦の香りと味を大切に作られ、3年以上貯蔵し熟成した麦焼酎です。小量しか生産できない希少品です。」 ・壱乃醸 朝日 「立ち香にラム酒のようなインパクトのある芳醇な香りが感じられます。口当たりは柔らかく、キリッとした辛口の味わいの中にスッキリとした甘さと独特の深みのあるコクがあり、シャープでキレのある後味も申し分のない仕上がりです。」 果実酒(すりおろし果肉入り) ・長崎梅酒 ¥500 ビール ・生ビール ジョッキ(480ml)¥650 ピッチャー(980ml)¥1,300 瓶ビール ・アサヒスーパードライ 小瓶(334ml)¥700 ソフトドリンク ・ラフランスソーダ ¥500 ・サラトガクーラー ¥500 ノンアルコールカクテル(ライム・ジンジャーエール) ・長崎オレンジ ¥400 ・コカコーラ ¥400 ・ジンジャーエール ¥400 ・ペリエ ¥600
by mattarinonbe
| 2011-01-27 12:07
| ビネンスタッド
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