デ アドミラル(ランチPart1)

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今回はハウステンボスのフラッグシップホテル、ホテルヨーロッパのメインダイニングデアドミラルのランチタイムメニューです。
改定版をアップします。最新更新日6月5日
※改訂版をアップしましたので、こちらをご覧ください。
オランダ語で提督を意味する「デ アドミラル」は、ヨーロッパのおいしい料理を多彩に取り揃えたコンチネンタルレストランです。オールドグランドホテルでしか味わえない優雅な雰囲気の中で、ゆったりとお食事をお楽しみいただけます。
【場所】ユトレヒト地区ホテルヨーロッパ内
     席数:90席
      禁煙
【営業時間】
 モーニング 7:00~10:00
 ランチ   11:30~14:00
 ディナー  17:30~21:00(ラストオーダー)
  ※この4月からヨーロッパの朝食会場は通常、吉翠亭とアドミラルになったようです。営業時間一覧からアンカーズラウンジのモーニングが消えています。繁忙期のみアンカーズやレンブラントも朝食会場になるってところでしょうか。
【予約】対応 詳しくはオフィシャルサイトで。
  (多客時を除きランチは予約は必要ないことが多いかと思いますが、ディナーは予約されていた方が宜しいかと思います。コースを楽しむには1時間半程度はかかりますので回転が良くないこともあり満席で入れない事があります。また早めに予約しておかれた方がより眺めの良い席に案内していただけるかも。)
【その他】車椅子利用可

デ アドミラルについてはディナーの方でも紹介させていただいてますが、素晴らしい実績をもつお店です。エリタージュが(とっても残念な事に)オヤスミしている今、ハウステンボスで№1の位置づけのお店といっていいでしょう。エクセルシオールまでもオヤスミしている今、「洋」のレストランとして孤高の存在となってしまった感もあります。もちろんプッチーニやロード・レーウもあり、それぞれに素敵なお店ではあるのですが。
素晴らしいお店ではあるものの、料理などの好みは人それぞれでもあり、(お店の)選択肢が少なくなってしまっている現状には淋しさも感じてしまいます。
現時点ではアドミラルに対抗するお店となると場内では私見では日本料理の吉翠亭、戎座となってしまうように思います。あるいはブッフェですが、アクールヴェールか。

ディナーも良いですが、ランチはより気軽に利用できると思いますので、アドミラルデビューにはランチ利用が良いかもしれませんね。
優雅にゆったりとランチを楽しめば、リゾート気分を満喫することができるでしょう。
平日のお昼にアドミラルでランチってのは私にとって、ぷちリゾート気分を満喫できる素敵なひとときで、お勧めです。
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フェアメニューなど旬の食材を用い、季節の味わいを楽しむことができます。
食の安全がいろいろと問われる昨今、安心して本物の味を確かめに来る事のできるお店は貴重です。

アラカルトにおいても、メニュー自体に変更がなくても、その時々の旬の素材を使って違った表情の料理が提供されるようです。

みーさんのレポ

以下は4月29日の記録をもとに改定したものです。



ハウステンボスリニューアル第1弾にあわせるように、ランチタイムメニューに変更(ディナータイムのメニューも6月頃には変更になる予定のようです。)があります。
アラカルトメニューが絞り込まれ、オードブルや魚・肉料理が単品から外れています。カレーやスパゲティ、サンドウィッチはメニューに残り、各々料金値下が実現されています。下記メニューで●印のものが値下げされているもの。
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小海老とマッシュルームのカレーはメニューに残り、変更前はコーヒーなどがついて¥2,100だったのが、コーヒー等は別途(オーダーする場合は¥300)になって¥1,500。値下げされても小海老の存在感は変わらないまま。

 本日のランチは料金は同じですが、アミューズが付きお得感が増しています。メインディッシュについては、おそらく変わらない内容・質のものではないかと思いますが、近くいただいてみたいと思っています。

 以前よりも利用しやすいメニューになっているかと。無料ゾーンにあることもあって、(佐世保市在住の方などは)食事だけでの利用(+無料ゾーンの散策)も一考に価するかと。

春の味覚フェアランチも引き続き提供されています。
以下は以前いただいた時の感想です。
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 アミューズは「春の彩り3種のアミューズ」。見た目良く美味しい楽しいアミューズ。
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 天然鯛のタルタル。ちょっとスパイシー。
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 スモークサーモンとサーモンのリエット。リエット通常は肉などを煮てほぐし、保存用に固めたものですが、クリーム状でとってもなめらか。スモークサーモンのざっくりした食感とあわさってサーモンの風味を楽しめます。
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 仔鳩のコンフィとジュレ。これが私には絶品の美味しさ。ふるふるのジュレは驚くほど滑らかで
、口に入れた瞬間にスーッと溶けてたっぷりの旨味が広がります。とっても繊細で、手間がかかってるよなぁ。。。と感じ入ります。ムッシュ仕込(だと思います)のジュレは、スプーンの上では形をとどめ、口中に入れるや否やとろける、ギリギリで固める加減の妙。あまにりもはかなく溶けて行くので、ちょっと待って!もう少し口の中にいて!と思うほど。素材のエキスの固まりであるジュレと同一食材である仔鳩がコンフィで、実態と歯ごたえのあるものとして一緒になっているのも素敵です。
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 「長崎産小イカとアスパラガスのタリオリーニ 蛤のジュとトマトのソース」
 もっちりした手打ちパスタにソースが絡んで美味。ソースは蛤のジュ(素材の旨味たっぷりで素材本来の風味が生きただし汁)にトマトソースをあわせたもののようで、とっても上質なペスカトーレといった感じでしょうか。バジルのオイルとバジルをフライにしたものも添えてあり、バジルの香りも素敵です。トマトとバジルの組み合わせは定番な感じですが、単に美味しいだけでなくトマトとバジルを一緒に植えると互いの病害虫を防げ、美味しくもなるという食べる以前からの素敵な相棒なんだとか。トマトとバジルだけでも美味しいのですが、蛤のジュが加わった事で、さっぱりとフレッシュな中にも素敵に旨味が広がる、一般のトマトソースパスタとは一線を画す美味しいものになっているように思えます。トマトのフレッシュな酸味も心地よく、小イカのざっくりとした食感、アスパラのシャッキリした食感もパスタのもちもち感との対比で活きています。
 大満足のパスタでした。ランチコースのハーフポーションでなく、たっぷりとしたボリュームの単品メニューででもいただきたい気も。
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 「オーストラリア産仔牛ロース肉のキャベツ包み焼き 春の野菜添え」
 08年の春の味覚フェアランチは天然鯛を春キャベツで包んで焼いたものでしたが、今年は仔牛肉の上に仔牛肉とフォアグラをミンチにしたものをのせ、それを春キャベツで包み焼き上げたもの。出汁汁をふんだんに使い、白ワインビネガーでさっぱりと仕上げたというソースは仔牛肉とあってなかなかのもの。キャベツ包みの下のポテトがボリューム感を加え、美味しい春野菜が季節の恵みをいただく心地よさを。
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 美味しい料理にグラスも進み、ここでさらにワインをいただこうとフェアメニューとは別にチーズをいただくことに。この日の内容はブリー、サントモール、ポンネベック、ブリヤサヴァラン、ミモレット、ロックフォール。いずれも美味しいのですが、個人的に大好きなブリヤサヴァランとロックフォールが嬉しく満足な一皿です。
 ワインが進みすぎる~;;
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 この日のデザートはフレッシュなグレープフルーツを使ったタルトにチョコと胡桃のケーキ、バニラアイスといった内容。
 素敵なランチでした。食材等お好みに合うようでしたらお勧めです。


※現在一部店舗・一部メニューにおいてウェブ予約で10%オフのサービスが行われており、アドミラルのランチタイムメニューでは下記秋の味覚フェアが対象メニューとなっているようです。
ウェブ予約はこちらから。除外日もありますので、詳しくはリンク先オフィシャルサイトをご覧下さい。


また、お得なスパ&ランチのプランも登場しています。
スパ&ランチ~デラッセ~
春の味覚フェアランチとボディトリートメント(45分)のセットプラン
【料金】ハウステンボス入場券付き¥13,000(税込)
           入場券なし¥12,000
【場所】ランチ:デ アドミラル  スパ:RINウェルネス
【期間】10年4月1日~6月13日
【時間】ランチ:11:30~14:00  スパ:11:00~19:40


以下の価格は(特に断りがないものは)税込みですが、別途10%のサービス料がかかります。

                   メニュー
春の味覚フェア
  地元の旬の食材と料理長が厳選した食材の持つ美味を最大限に引き立てた食欲そそるメニューが登場いたします。
【提供期間】3月1日~6月13日
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春の味覚フェアランチ               ¥3,990
  春の彩り3種のアミューズ
  長崎産小イカとアスパラガスのタリオリーニ 蛤のジュとトマトのソース
  オーストラリア産仔牛ロース肉のキャベツ包み焼き 春の野菜添え
  デ アドミラル特製のデセール
  コーヒー、紅茶 又は ハーブティー


本日のランチ
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  ※写真は09年11月8日にいただいた際のものです。メインは豚の網焼き 粒マスタードソース。
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   左上は下記の①、右上が②、右下が③、左下が⑤です。
本日のランチ           ¥2,940
  食前のアミューズ
  本日のメインディッシュ(日によって内容が異なります。今までに私がいただいたたものは以下の8つ。最近は豚の網焼きが多いような。。これからは?)
    ①牛肉のソテー
    ②イサキのオイル焼き
    ③ビーフストロガノフ
    ④鯛の包み焼き 季節の野菜添え
    ⑤カサゴのオイル焼き
    ⑥仔牛のカツレツ 香草パン粉焼き
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    ⑦鰆のオリーブオイル焼き
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    ⑧豚の網焼き 粒マスタードソース
  季節のサラダ
  シャーベットとアイスクリーム
  コーヒー、紅茶又はハーブティー

 ※ちこがこさんのレポ
 ※みーさんのレポ

単品料理
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  ※写真は09年12月29日にいただいたもの。
●ビーフカレー(サラダ付)     ¥1,600
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  ※写真は09年12月24日にいただいたもの。
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  ※写真は10年4月29日にいただいたもの。
小海老とマッシュルームのカレー(サラダ付)   ¥1,500
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  ※写真は09年11月19日にいただいたもの。「野菜と茸のスパゲッティ ハマグリのソース」でした。
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  ※写真は10年5月5日にいただいた「サーモンとキノコ、ベーコンのクリームパスタ」
●本日のシェフお奨めスパゲッティ(サラダ・パン付) ¥1,900
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●野菜サンドイッチ          ¥1,200
●長崎産豚ロースカツサンドイッチ   ¥1,800
・季節野菜のクリームスープ       ¥1,050
・サラダメランジェ 香草風味      ¥1,050
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  ※写真は08年10月19日にいただいた「クルミオイル風味のトマトサラダ エシャロットとセルフィユ風味」です。
・トマトのサラダ クルミ風味のドレッシング  ¥1,260
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  ※写真はH19.9.23.にいただいたもの。
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  ※写真はH20.3.13.にいただいたもの。
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  ※写真はH20.6.12.にいただいたもの。
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  ※写真はH20.11.2.にいただいたもの。
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  ※写真はH20.12.21.にいただいた「フランス産ナチュラルチーズの盛り合わせ」。クリスマススペシャルバージョンでいただいています。写真左はルブローション、サントモール、中央はカマンベール、ミモレット、右はロックフォール。スプーンにモンドール(トロトロで美味)。いずれも状態良く美味。
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  ※写真はH21.5.10.にいただいた際のもの。
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  ※写真は09年11月19日にいただいたもの。「ブリー、ルブローション、ブリヤサヴァラン、ロックフォールにミモレット」
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  ※写真は09年11月22日のもの。
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  ※写真は09年12月24日のもの。
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  ※写真は10年2月7日のもの。
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  ※写真は10年3月11日のもの。
・ナチュラルチーズの盛り合わせ     ¥1,890

デザート
●デ アドミラル特製デザート盛り合わせ    ¥1,000
●シャーベットとアイスクリームの盛り合わせ  ¥600
●コーヒー、紅茶又はハーブティー       ¥500
  ※お食事と一緒にご注文の場合、コーヒー・紅茶・ハーブティーは¥300



期間限定厳選グラスワイン
シャンパーニュ
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  ※写真はグラン・レゼルブ・ブリュット・リリー・ラ・モンターニュ / ヴィルマール・エ・シー
・スペシアル ハウステンボス キュヴェ / ヴィルマール  ¥1,995
 「名醸造家”ヴィルマール”が産み出す、ハウステンボスでしか味わえないすっきりとした辛口。」

白ワイン
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○ムートン・カデ・レゼルブ・グラーブ 2008 / バロン・フィリップ・ド・ロートシルト ¥1,260
 「エレガントで、柑橘類のフレッシュな香りが特徴。バランスの取れた味わいです。」
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・リースリング カビネット 2006 / ロバート・ヴァイル  ¥1,575
 「ドイツの名門「ロバート・ヴァイル」が造り出す、上品な甘味と爽やかで軽快な酸味を持つ甘口ワイン。」
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  ※写真は4月4日、11日にいただいたもので、サントーバン・1級・アン・レミリー。
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○サントーバン・アン・レミリー 2007 / ジル・ブートン  ¥1,680
 「銘醸畑”モンラッシェ”に隣接する一級畑。スマートで、酸味と果実味のバランスがとれたワイン。」
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・シャトー・リューセック 1995 / ソーテルヌ       ¥2,100
 「貴腐ワインの代表産地ボルドー ソーテルヌ地区の逸品。ヴォリューム感と甘さが調和したデザートワイン。」

赤ワイン
○ムートン・カデ・レゼルヴ・サンテミリオン 2006 / バロン・フィリップ・ド・ロートシルト ¥1,260
 「完熟した赤いベリー類やスパイスとキャラメルのアロマが広がり、タンニンにも気品を感じます。」
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○シャサーニュ・モンラッシェ・モルジョ 2005 / ラモネ  ¥1,680
 「名手”ラモネ”が造り出す、果実味豊富でかつ、エレガントな酸味が特徴のワイン。」
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○レ・ソンジュ・ド・マグドレーヌ 2004 / サンテミリオン  ¥1,890
 「シャトー・マグドレーヌのセカンドワイン。”マグドレーヌの夢(ソンジュ)”という意味。黒い果実の香り、濃厚でエレガントな果実味。デリケートな味わいは渋味と酸味のバランスが良く、アタックからエレガントな余韻まで果実味が豊かに感じられる赤ワイン。」


Part2に続きます。
by mattarinonbe | 2010-05-01 17:18 | 迎賓館・ホテルヨーロッパ


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